第77話 遅めの登校
急ぎ準備をし、学校へ向かう。
まだ桜が舞う通学路を桜は今週で終わりかな? 雨が降ったら、もう少し早いかなー。桜が散ったら温泉でも行きたいな。行けないけど。と、少しばかり風情があるようで無いことを考えながら歩く。
「朝食美味しかったな。桜も綺麗に見えたし、ふふっ、何か朝から何か得した気分♪」
「早起きは三文の徳と言うから数的に後一つぐらいイイことがあるかもな? つーか、何時に起きたんだ?」
「えーと、4時少し前ぐらい?」
ぶっ! 4時少し前ってことは3時台だぞ?
「早すぎねぇか? 家来たのも6時だとしても2時間前から起きてたのかよ?」
「あはは……何か寝付けませんくて」
こいつ困ったりテンパったりすると、言葉が変な敬語になる癖があるんだよな。
だから多分今は返事に困ってる。
「あら、二人して登校? また葵は夜咲君を迎えに行ってたの?」
「あ、ユーリ、おはよう!」
現れたのは海崎だ。得に急ぐ様子もなく歩いてくる。そーいや、こいつも意外と遅刻が多いんだよな。
授業は遅刻しないが、朝の朝礼はちょくちょく遅れ、有Tに「気を付けろー」と、言われてるとか。
タッタッタと少し小走りに走ってきた海崎は葵の隣では無く、俺の右隣に並んできた。
うーん、これが両手に花か。悪くない。
ちょっと時間が怪しくなってきた時、海崎が「こっち、近道よ」と、校門からでは無く、小さな抜け道を教えてくれた。
「ここの扉、鍵壊れてるのよ」
「うわぁ、ユーリ、悪い子」
「あら、これで葵も夜咲君も共犯よ」
校舎へは窓から入った。目の前は下駄箱だ。
確かに時短には成るが先生にばれたらもれなく反省文を書かせていただけることだろう。
でも、俺、ちょっと反省文、書きたいんだよな。何か青春て気がする。社会人は反省文じゃなくて始末書だしな。まあ、社会人になったこと無いけど。
え? タイムリープ前の俺の年齢? 嫌だなあ、忘れたの? 三十だよ! 三十路、ピチピチの三十歳。
反省文の為、毎日この道から通おうかな。
まあ、反省文を書こうと思えば、悪さなんていくらでもできるけどな。窓の一枚でも割ってみたり、それこそ電源切って持ってきてる携帯を片手に「やあ、有坂先生、おはようございます。今日もお眩しいですね。ハハハ!」の台詞を決めれば確実に反省文の一枚は認められるだろう。一枚じゃ足りないかもなー。
まあそんなことしたら、タイムリープ数日からキャラだちし過ぎてクラスで浮くだろうな。葵には「病院行こ? 付いてってあげるから」とか言われそうだ。
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