表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/104

第59話 学校の友達11



「お姐ちゃんが彼氏連れてきた~♪」


 鎌を構え、ルンルンと部屋をスキップで回る海崎妹──確か名前は千香はそれはもう楽しそうにしてる。


 ずんずんと歩いていき妹ちゃんの首根っこを掴んだ海崎は妹の徘徊を静止する。


「ちょっと、千香、今日はお爺ちゃんの家に行っててって言ったのに、何でここに居るのよ!」

「え、だって草刈り終わったし。お小遣い貰ったし」


 草刈り……え、この子、マジで芝刈りに行ってたの? 海崎のボケじゃなかったの? あれ?


 余談だが、桃太郎のお爺さんが行ったのはしば刈りでも柴刈(しばか)りだ。芝刈りとは言葉は同じだが、内容が違う。

 芝刈りはその名の通り、芝──草等を刈る事であり、対して桃太郎のお爺さんの行った柴刈りは、小さな雑技や木の枝を集めることだ、簡単に言えば薪の変わりになる材料を探しに行ったのだ。


 てか、お爺ちゃんの家に芝刈り? 山じゃ無いのか──!? もしかして海崎の恐らくは母方の祖父母の名字は()なんとかと言うんじゃないのだろうか? 山浦とか山崎とか?

 そうなれば()(なんとか)お爺ちゃんの家()()()()()と話が繋がるぞ! バカな……本当に山に芝刈りに行く女子小学生が平成時代に居るとは……少し頓知(とんち)がかってはいるが。


「ちょ、ちょっと千香お願い夜咲君の前で変なこと言わないで……200円あげるから……」


 あ、珍しい。海崎が本気で困ってる。

 てか、200円てさっきのお釣だろ?


「夜咲って、あ! 好きな人のいるメールの人だ!」


 海崎ぃ! 妹ちゃんに名前所か顔バレまでしちまったじゃねぇか! これはお前の失言だぞ!


「あれ? でも、こないだ葵ちゃんと一緒に映画館のufoキャッチャーで熊のプー様を取ってた人だ! お姉ちゃんと葵ちゃん……もしかして修羅場? 浮気?」


 やだ、この小学生怖い。


「浮気の前に、私も葵も夜咲君と付き合ってないから、千香、今すぐお爺ちゃんの家に戻りなさい。さ、300円あげるから」

「うーん、どうしよっかなー? お金はいくらあってもイイけど、自転車漕ぐのも疲れたしー? ていうか、葵ちゃんに報告してみていい? 何か面白そう」


「「やめろ!」」


 俺と海崎がハモる。疚しいことは無い。疚しいことは何も無いのだが、わざわざ報告は遠慮したい。


「わ、息ピッタリ」

「分かった、500円。500円払うわ。千香、もうこの際、お爺ちゃんの家にとは言わないから、自分の部屋でいいから、そこで大人しくしてなさい」

「うーん、千円ならいいよ」

「はぁ、分かったわ。でも、葵には内緒にすること。言うなら自分で言いたいし」


 おい、待て、お前、葵に言う気のか?

 まあ『──え、何で私にそんなこと言うの? 別に耕平とは何でもないし、別にどうでもいいかな』みたいな感じで終わる可能性も普通に高い。

 良くて『へー、そうなんだ。私も行きたかったな』ぐらいの反応だと思う。

 俺のフラれるビジョンなら山ほど浮かぶんだよな。



 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ