第50話 学校の友達2
『土曜なら空いてる』
そう海崎に返信すると、メールの着メロが鳴る。
『返信おそ笑、無視されたかと思った。というか断られると思ってたけど。本当にいいの? 好きな人いるんでしょ? まあ、もう言質取ったけど☆』
こいつ絶対楽しんでやがるな。中学生男子(中身は三十路)を弄びやがって。どうせゴロゴロしながらクスクス笑ってるに決まってる。
『別に好きな奴がいるだけで、付き合ってるワケじゃないし、休日に遊び行くぐらいいいだろ? 別に疚しいことも無いしな』
彼女でも居れば、他の異性と二人で休日に出かけるってのは殆どがNG行為なのだろうが、彼女いない歴=年齢(タイムリープ前を含む)の俺に取っては関係無いね。別に海崎と変なことするワケじゃないし。普通に茶でもするだけだ。しかもちゃんとしたかは分からないが、お詫びの奢りと言う理由付き。
からかわれた礼だ。海崎の財布の中身を目一杯削り取ってやろう。何て考えるが、いざ奢られるとなると萎縮しちまうんだよな。つくづく損な性格だよ俺は。
『ま、そうよね。変に気にすること無いわ。私も気にしないようにするし。あと夜咲君は何か食べたいもの、苦手なものある? 無いなら私が勝手に決めちゃうけど?』
『虫系はちょっと勘弁だな。食虫はテレビでトラウマが……』
と、結構マジで回答すると。
『いや、私も虫食べないから。私をなんだと思ってるのかしら? というか、ここら辺にそんな奇怪な料理出す見せないでしょ。しかも無駄に高そうだし!』
マジな回答が届いた。あ、テレビで思い出したが、月曜の22時からは好きなバラエティ番組がやってるんだった。やべ、あと二分で始まる!
ベッドから飛び起き、リビングのテレビを点ける。最初のコーナーはゲストにオーダーされた料理を二チームに別れて味を競うと言う内容のものだ。
よく観てたなー、これ。別にどっちが勝ってもいいんだけどな。後、出演者、若いな。15年前だもんな。
あ、返信忘れてた。
『悪い悪い。まあ店も予算も任せるよ? 奢って貰う側だしな、よっぽどじゃなきゃ文句は言わねぇよ』
すると直ぐにメールの着信音が鳴る。忙しいな。
『じゃあ、タピオカとクレープね☆ 知ってる? コインランドリーの隣に小さいけどお洒落なお店ができたの。あ、後、ちなみにそこの店員さん凄く美人よ』
うん、実はこれは知ってる。何せ未来から来たんでな。そのお洒落なお店も15年後にはもう閉店し、建物は跡形もなく建て壊されてるってことも知ってる。タイムリープ前の中学時代に葵と行ったな。
確かその店の味は悪くなかったと記憶している。
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