表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/104

第32話 日曜日の過ごし方



 *


 翌日、みんな大好き日曜日の昼間。俺はとある店に向かっていた。


 和人には今日は予定があると言ったな? あれは嘘だ! ……何て酷いことはしない。本当に予定ありだ。


 ちなみに和人と海崎には『昨日は寝落ちした悪いな』と、メールをいれといた。

 すると海崎からは直ぐに返信があり、

 『そう。で、好きな人はいるの?』

 と、めげずに聞かれたので、すっとぼけて、好きな国民的男性アイドルグループのメンバーの名前を送っておいた。好きな女の子とは聞かれてないもんな。と、俺は頓知を聞かせる。


 だが、ちょっとしつこい海崎さんは、

『……。私の聞き方が悪かったわ。好きな女子。もっと具体的には異性で恋愛的に好きな人はいるの?』

 と、来なさった。

 

 思春期真っ只中の中学生は好きな人がいても、恥ずかしがって好きな人はいないとか言う奴は結構いる。

 だが、経験談から言わせてもらおう。それはダメだ。好きな人がいるって言うのは全くもって恥ずかしいことではない。(むし)ろとても素敵なことなんだと。元三十路の引きニートですら思う。あの時の俺みたいに後悔だけは残さないのがいいと断言できる。


 なので俺は一歩前に踏み出してみることにする。


『いるよ。イイ片思いをさせてもらってる』


 海崎にそう、偽り無く返信をした。

 つーか、何でこんなこと聞いてくるんだ? この思春期のクラスメートちゃんは。


 そんなことを思いながら、信号待ちをしてるとまた携帯が鳴った。勿論、差出人は海崎遊莉(かいざきゆうり)だ。


『驚いた。というか、返信来ないと思ってた。返信率悪いって聞いてたから。ちなみに誰?って聞くのは野暮なのでしょうね。でもまあいいこと聞いたわ。イイ片思いが両思いになることを陰ながら祈っているわね。頑張って☆』


 メールを読み終えるとパタンと俺は携帯を閉じる。メールはここまでだ。少し不安も残るが言いふらしたりする奴ではないのは分かっている。

 でも、何故そんなことを聞いてきたかは疑問は残るが、多分別に意味なんて無いだろう。『ふーん、そうなんだ』ぐらいで終わると思う。女子とは好奇心は旺盛だが、飽きやすい生き物だと本で読んだ気がする。


 するとポツポツと雨が降り始めてきた。あー、こりゃ強くなりそうだな。傘持って無いんだぞ。

 好きな人います何てらしくないこと言ったから、雨が降ってきたんですかね、神様? 


 つーか、神様。リリスは俺のこのタイムリープをどこからか見てるのか? うわ、そう考えると急に恥ずかしくなって来たな。


 ……まあいいか。そんなことより今は雨が本降りになる前に目的地に急ごう。

 と、俺は軽い足取りで目的の店まで走るのだった。




★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ