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第30話 メール



 *


 風呂に入り、のんびりテレビを見ながら晩飯を食べ、部屋に戻ると、俺のガラケーがチカチカしてる。


 携帯を開くと新着メールが二件あった。


 一つは、同じクラスの道川和人(みちかわかずと)だ。

 内容は──『夜咲、野球しようぜ!』と、某日曜夕方のファミリーアニメのキャラクターに出てきそうな、中学三年にしては少しお馬鹿なメールが届いた。


『悪いな、俺は野球はやるより観る派だ。それに明日は少し用事がある。野球観戦も、また今度な』

 と、返信をし、そそくさと和人とのメールを終わらせる。


 そして二通目、差出人は──月島葵。葵だ。


『こんばんは! 今日は映画とっても楽しかったです♪ 次のケーキバイキングの約束も忘れないでね♪』


 次の約束か。楽し……みだな……うん……凄く……。

 

 ベッドに寝転がり、ポチポチと返信を打つ。

 文を書いては、少し消して直し。適切な言葉を選ぶ。……って、中学生かっ! あ、中学生だったわ。


 ま、まあ、当たり障りなく返しとくか……


『休日に付き合わせて悪かったな。でも、俺も楽しかった。ありがとう。俺もケーキ楽しみにしてる』


 と、我ながら面白みの無い返信を送る。

 まあ、変に気取ったメールよりはマシだろう。

 メールは普通が大事、普通が大事なのだ。


 すると直ぐに携帯が鳴った。


「何だ和人かよ」


 えー、何々……


『うっせぇ!! 行こう!!』


 勿論俺の答えは『おお!!』とは、成らず、和人への返信は明日でいいや。寝てたとか適当に言い訳付けよう。それをしていいのは女子限定じゃないかって? そんな法律は何処にも無い。ということで返信は明日だ。メールには既読機能が無いのがいいよな。


 するとまたメールの着信音が鳴る。


 差出人は──!? 海崎遊莉(かいざきゆうり)!?

 一個前の席の発育のイイ、クラスメートだ。てか俺コイツのメールアドレス知ってたんだな。


 で、気になる内容は、


『こんばんは。ところで今日葵とデートしてたでしょ?』


 ぶっ!! 何で知ってんだ。

 てかデートじゃないし。


 速攻で俺は、


『何で知ってる? つーか、デートじゃない。一緒に映画を観に行っただけだ』


 送信。っと。


 するとまた直ぐにメールが鳴り。


『ど、どどどうしよっ!? ユーリが私と耕平が映画行ってたの観たって! 妹さんと一緒に私達と何か同じ映画観てたみたい!』


 葵にもメールしたのか。いや有り得ん話じゃ無い。あいつ、楽しんでやがるな……


 葵に返信しようと謝罪文を途中まで文を入力してると、パッと、メール受信画面に変わる。あー、懐かしい。ガラケーはメール作成中でもメールが来ると、問答無用でメール受信画面に切り替わるんだよな。


 追加のメールは海崎からだ。作成中のメールは保存し、その前に海崎からのメールを開く。


『熊のプー様のぬいぐるみ。あれだけ目立っといて誰か一人ぐらい知り合いが見てるとか思わなかったの? 夜咲君イイ所あるのね。普段は無愛想なのに』


 あー、やっぱ慣れないことはするモンじゃねぇな。反省。超反省。葵も今ごろ海崎にからかわれてるのだろうか? そう考えると少し悪いことをした気がするな。




★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

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