表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/104

第24話 葵の家2



 小綺麗な葵の部屋、ザ・女の子の部屋と言わんばかりの絵に書いたような部屋だ。ベッドには大きめの熊のぬいぐるみまであるよ。あいつ女子力ヤバイな。


 仄かに甘い女子の部屋のイイ匂いが鼻腔を擽る。

 そんな部屋の中に真ん中に置かれた、小さく白い丸テーブルの前に正座で腰かけている。座布団は無い。


 五分ほどで葵がグラス2つと麦茶のピッチャー1つを持って現れた。少しばかり長く感じた五分だった。


「ごめんね。耕平、お待たせ♪」

「別に待ってねぇよ」


 でも、内心ホッとした。のは言わないで置こう。

 好きな女の子の部屋に一人と言うのは心臓に悪い。


 ピッチャーの麦茶を注いでくれながら葵は少し顔を赤らめて口を開いた。


「本当に来てくれるとは思わなかった。昨日、金曜映画ショーの『魔女の宅配便』観た後に部屋掃除しといてよかった」

「魔女宅か昨日のあれは面白かったよな」


 ピタッと葵の麦茶を注ぐ手が止まる。


「耕平、昨日は早く寝たんじゃなかったの?」

「えーっと……」


 やべ、口が滑った。


「耕平、私にメールしたよね? 『お休み』って。もしかして私のメール切っといて『魔女の宅配便』観てた何てこと無いよね?」


 ムスッとする葵。

 あー、怒ってても可愛いなー。


「す、すいませんでした……」

「もー! 耕平のバカーー!!」


 ぷんすこと、でも優しく怒る葵。


「CMの間に一通でもイイからメールしたかったのに」

()魔女宅(アイツ)、いや、金曜映画ショーがイケないんだ! あんな時間から魔女宅を流すなんて。俺はある意味、夜更かしを余儀なくされた被害者なんだ……」

「もうまたよく分からない屁理屈言って。ダメだよー。そういう所、直さないと。それに夜更かしの被害者なんていません。金ショーには感謝しか無いよ」


「悪かったって、宿題みてやるから許せ」

「むー、お詫びなら別の形がイイな……」

「まあ確かに宿題みるのは元々の約束だしな」


 それをダシに使うのはズルいか。


「……その……ケーキバイキング……」

「ケーキバイキング?」

「来月の第一土曜日。お店の五周年記念キャンペーンで〝ケーキがいっぱい!〟で、1人500円なの。小学生は半額、学生は200円引き。そこに付き合ってくれるなら、ゆ、許してあげる……」


 〝ケーキがいっぱい!〟とは店の名前だ。

 いかにもケーキバイキングをしてそうなお店だ。


「そんなことでいいのか?」


 甘い物は嫌いじゃない。むしろ好きな方だ。


「私にとってはそんなことじゃないもん……」


 止まっていた麦茶を注ぐ手が再度動き出す。



★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ