表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/104

第23話 葵の家



 映画館を出て、帰路に着くと葵が少し照れながらこう言った。


「耕平、この後さ、う、家来ない?」

「え? 何で?」

「そそその、そ、そう! 宿題とか! 宿題とか見て貰いたいなぁとか思ってまして……?」

「何で疑問系なんだよ。別にいいけど」

「ほんと! よかった。断られたらどうしようかと思ってた……じゃあ、行こ!」


 また腕を掴まれ、俺たちは駆け足で走り出す。


「別に走らなくていいだろ?」

「そっか、そうだね。歩いていこうか」


 と、自分が俺の腕を掴んでるのに気づき葵は顔を真っ赤にした後「し、失礼しました……あはは……」と、目をぐるぐると回してテンパっている。


 帰り道、というか、葵の家に向かう途中、話は映画の話題になる。


「やっぱり動く恐竜の骨が私は好きだな。耕平は?」

「あの恐竜の骨もいいが、俺は蝋人形の大統領推しだ、イイキャラしてやがる。喋るモアイ像も中々だ」

「ふふ、えーと確か26代目だっけ? 大統領って」

「へぇ、よく覚えてたな。勉強もそれぐらい覚えられればいいのにな?」

「映画ならイイけど勉強ってなると別腹なんだよー」


 勉強はやはり苦手なのか、う~、と苦い顔をする。

 そんな会話をしながら葵の家に向かう。

 

 ──葵の家は綺麗な新しい一軒家だ。

 まだ家を築十年ちょいぐらいでは無いだろうか? 


「さ、上がって、お茶ぐらいはあるよ」

「お邪魔します。てか、家の人は?」

「今日は皆、お爺ちゃんの家に行ってていないんだ」


 うおっと!? 二人きりかよ!?

 少し緊張するな。誰だって好きな子の家に二人きり何てシチュエーションは緊張ぐらいするだろう。


「二階の突き当たり左の部屋が私の部屋だからそこで待ってて。私、麦茶持ってくるから」

「え、ああ、うん、分かった」


 てか、女子の部屋なんて初だぞ!?

 しかも好きな子の! どうしろってんだ……


 つーか、葵は今日は暇だと言っていたが、お爺さん家には行くつもりは無かったのか?

 まさか俺との映画の為にわざわざ時間を作ってくれたのか? いや、確か宿題をやるつもりだとか言ってたし、お爺さんの家に行く時間がないほど宿題が切羽詰まって……いや、なら映画にも行かないはずだ。


 うーん、考えるほど分からん。元引きニートにとって女子の心理や、ましてや恋愛は未知の領域なのだ。


 『私が何で怒ってるか分かる?』と聞かれたら、取り敢えず『生まれてきてすいませんでした』と土下座で平謝りするだろう。


 タイムリープ前の30年間、年齢=彼女無しの俺はそこら辺の中学生よりも恋愛に疎い自信がある。

 いや、そんな自信要らないんだけど!!




★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・タイムリープしたい


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ