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驢鳴犬吠めふFeverズ  作者: 竹内すくね
磑風舂雨しぃたぉちぇんつぷぅ
16/121

黒焦げ美人



 機は熟した。

 蘇幌学園生徒会長、長田長巻はこの時をずっと待っていた。

「始めようか、鵤君」

「ちょっと、かっこつけてないでそっちのプリント持ってきなさいよ」

 蘇幌学園高校は自由な校風を謳い文句としている。だが、それは現理事会やその下で動く校長たちに運営能力がないことをも示唆している。事実、今の学園はどうだ。生徒の数は少なく出席率も悪い。教師は生徒に関心がない。挙句、あの事件だ。校内で判定黒のものが暴れ回った。

 長田はこのままでは駄目だと思っていた。幸いにして鵤という同志が生徒会に入り、加速度的に状況は変わった。現理事会は舞谷家の息がかかっているものばかりだ。だが、メフで彼らに比肩しうるものが味方した。それがいかるが堂である。

 いかるが堂はタダイチ同様、大崩落以降、急激に業績を伸ばしてきた。メフの半分をタダイチが牛耳るのならもう半分はいかるが堂がそうしているようなものであった。長田たち生徒会は、タダイチの支配下に置かれた学校を健全な状態に戻そうとしていた。

 現学園の方針では駄目だ。これからは文武両道で真面目な校風にしよう。長田はそう誓っていた。

「ふ、まるで悪魔の所業ではないか」

「会長、話聞いてる?」



 連休明けの登校は少し気が重い。二年一組の教室にもどんよりとした空気が立ち込めていた。

 そんなことは露知らず、幸は昇降口で靴を履き替えていた。しかも鼻歌まじりである。狩人への道が開けたような気がして気分が良かったのだ。しかしそんな彼の様子をつまらなさそうに見ているものがいた。葛である。彼女は幸の傍で無言のまま立ち続けた。

「うわ、びっくりした。どうしたの?」

 葛はしゃぶっていた棒付きのキャンディを噛み砕く。

「歯ぁ丈夫だね」

「八街さー、あーしに借りあったじゃん?」

「帳消しになったんじゃないの……?」

「バイト紹介したじゃん。あの分ね」

 ぐうの音も出なかった。

「それがどうしたの? また椅子になるの?」

「忘れんなよってだけ。つーかお前メールの返事遅いから」

 幸が謝る間もなく、葛はふりふりと去っていった。

 教室に着くと雰囲気が暗かったので幸は不思議に思いながら席につく。翔一も自分の席に座ったままだった。そこから彼に声をかけると虚ろな目を向けられた。

「動く屍みたいじゃないか」

「やめろよ暗い時にそういう話は」

「どうして暗いのさ」

 そりゃそうだろ、と、話を聞いていた男子が声を荒らげた。

「何があったのさ」

「何もなかったんだよ! 誰とも出会わずどこにも出かけずじまいでなァ!」

 幸はリュックサックを下ろしかけて固まってしまう。怨嗟の声は新たな怨嗟を呼び込む。鬱屈した感情を乗せた叫びが一組の教室にこだました。しかし幸は不思議に思っていた。バイタリティの塊のような彼らがどうしてそんな目に遭うのかが分からなかったのである。四の五の言わず外へ出て女の子に声をかければいいじゃないか。

「正論はやめろ」

 幸がそのように尋ねると短い答えが返ってきた。正論はいつだって人を傷つける。男子どもは空から女の子が降ってくるようなライトニングバレットチャンスを待ち望みたいお年頃だった。



 朝のホームルームが始まっても蝶子は姿を見せなかった。鉄は特に何も言わずプリントを配布する。前の席から回ってきたそれを見たものは怪訝そうにしていた。

「生徒会?」

「そうだ」

 教壇にいた鉄を追い出すようにして、長田と藤がそこに立った。

「生徒会だ。今配ったものに署名してもらいたい」

「生徒会なんかあったのか」

「誰あれ?」

 疑問の声は藤が手を打って黙らせる。彼女は男子どもを睥睨した。

「いいこと? これは学校が、ひいてはあなたたちが変わるまたとない機会なのよ」

「あー、なんかそれっぽいこと書いちゃいるけど……」

「署名っつったって、何の署名っすかこれ」

 文章を読むのが苦手な翔一が手を上げた。長田は少し間を作った後、口を開く。

「君たちは今の学校をどう思っている? 恐らくだが物足りなさを感じているだろう。こう言ってはなんだが俺もそうだ。俺たちはみな青春を欲している。そのために現理事会には退いてもらう」

 どよめきが起こった。長田は鉄の様子を一瞥する。

「今、学校を牛耳っているのはタダイチ、舞谷家だ。しかし彼らが何をした? 何をするにも人が足りない。生徒がいない。学校に魅力がないからだ」

「いや、でも理事会なくなったらどうしようもないんじゃ」

「新しい理事会を設立する。既に協力も取り付けてあるから心配もいらない」

 一組の男子は好き勝手に話を始める。幸は、以前長田が言っていたのはこのことだったのかと思い知った。理事会の中身をそっくり入れ替えるとは想像すらできなかった。

「最初は上手くいかないかもしれない。不安を煽るわけじゃないけどね。それでも、何の熱意も感情もない人たちに任せるのはつまらないと思わない?」

 藤の口調は熱っぽいが、男子どもの反応は薄い。唐突な話で、それも規模が大きい。彼らは自分の手に余ると判断して思考放棄している。彼女もそのことを察した。

「難しいことは考えなくていいの。変えたいって思いが大事なのよ。それに生徒が増えるってことは女子も増えるってこと。楽しい思い出もいっぱいできるんじゃないかしら」

 一部の男子がペンを執った。

「今まではイベントも少なかったわね。でも、人が増えると体育祭や文化祭も盛り上がるんじゃないかしら」

 このままでは男子校と変わらない。俺たちはそんなのイヤだ。その思いが教室中に伝播した。藤は誰にも見られないところでほくそ笑む。しかし空気を読めない男がいた。

「今の学校の方針では駄目なんだ。これからは文武両道で真面目な校風にしていこうじゃないか!」

「文武……」

「真面目……」

 藤は長田の口を塞ごうとしたが、彼は熱弁を振るう。しかし長田が喋れば喋るだけ、堅苦しいことを嫌う男子高校生のテンションは下がっていった。これはまずいと、藤は彼を強引に押し出した。

「とにかく署名よろしくね!」

 取り繕ったような笑みを浮かべると、藤は長田の腕を引っ張って教室を出て行く。

「……どうするよ、これ?」

「楽しくなるのはいーけどさ、真面目だとかお堅いのはごめんだぜ」

「けど、学校がよくなるのはいいことだよね」

 幸はにこにことしていた。生徒会に協力するつもりだったのである。

「あー、まあ、なあ?」

 だが、他の男子は署名しなかった。プリントを机の中や鞄にしまって、それきりだった。



 一時限目が終わるや、幸は葛に呼び出された。彼女はピロティであぐらをかいて座っていた。

「パンツ見えるよ」

「履いてねーから大丈夫。それよか、生徒会来たろ」

「お尻冷えない?」

 幸は葛の隣に座った。

「会長さんたちなら来たよ。署名のことだよね。理事会とかぼくには分からないけど、協力したいと思ってるよ」

「それダメだから」

 葛の視線は鋭かった。

「ダメって、なんで」

「あーしがダメって言ったらダメだって朝に言ったじゃん。もう忘れたん?」

 理由を訊こうとしたが、幸は、葛が舞谷家に連なるものだったのを失念していた。現理事会は彼女の知己なのだ。それが追い出されるのが気に入らないに違いなかった。

「変わったらこのガッコの居心地悪くなんじゃん。真面目だとかさ、どーでもよくね? つーか……つーか、あいつがウゼえし、気に食わねえし」

「でも」

「でもじゃねーし。それに誤魔化されてっからね八街。理事会が変わってもすぐにどーこーできるわけないじゃん。あのクソアマが学校変えたいとか真面目なこと考えてるわけねーし」

「ねえ、さっきから誰のこと言ってるの?」

「私のことかしら?」

 幸が顔を上げると、向こうから藤がやってくるのが見えた。彼女は葛を見下ろせる位置に立つと、勝ち誇ったように胸を張った。

「八街くんにあんまりおかしいこと吹き込まないで欲しいわね」

「……出やがった」

「私が戻ってきたからには今まで通りにはいかないわよ、葛」

「つ・づ・ら、だぁ?」

 葛は立ち上がり、至近距離で藤をねめつける。応じる彼女は一歩も引かなかった。

「葛ちゃん葛ちゃんってカルガモみてーに人のケツ追っかけ回してたくせによう、えらそうなこと言うじゃん?」

「昔の話でしょ。それより近いわよ。鼻が曲がりそうなんだけど」

「だったら離れろや」

「あんたが退きなさい」

 どうやら二人には因縁めいたものがあるらしい。夫婦喧嘩は犬も食わないというが、葛と藤の場合はどうなのだろう。幸はぼんやりと考えた。

「御大層なこと言ってっけど、要はタダイチが気に入らないだけじゃん。だったらオメーんとこのしょっぱい薬局だけでどうにかしろや。ガッコでまで吹っかけてんじゃねーぞ」

「さあ。知らないわ。ケモノの肉を売ってる狡すっからい店なんてね」

「え?」

 幸は葛をじっと見る。

「そ、そうなの……?」

 葛は舌打ちするだけだった。

「前にも言ったじゃない。タダイチで買い物しない方がいいって」

「だったらてめーんとこはどうなんだよ? いかるが堂とかいうきったねー店はよ。ハゲタカもハイエナもどん引きすることしといてよく言えんじゃんか超ウケんだけど」

「何のことかしら」

「ケモノを薬に使ってんのは知ってんだよって言ってんだよ」

「え?」

 幸は藤を見た。彼女は舌打ちするだけだった。そうして、葛と藤はにらみ合いを続ける。

 ケモノを使う。幸はちょっと信じたくなかったが、扶桑の根元で見た、タダイチといかるが堂の出張所を思い出す。アレはもしや、狩人からケモノを買い取っていたのではないだろうか。両方ともが大崩落以降業績を伸ばしたのも、ケモノを利用したからで――――。

「八街くん!」

「は、はい」

「あなたは私に味方するわよね!?」

 藤は葛から目を逸らさないで問うた。幸はそのつもりだったが、

「八街分かってるよな」

 葛が釘を刺してきた。確かに彼女には借りがある。つまり板挟みという形であった。

「今更このビッチの味方しても無駄よ。生徒会は先生やPTAのほとんどを味方にしているもの。学校のトップが入れ替わるのも時間の問題よ。それに、八街くんだってこのままじゃこの学校は永遠に良くならないって分かってるでしょ?」

 その通りだった。だが、口だけは達者だがいつになく劣勢に陥っている葛を見ると如何ともし難がった。藤も彼女が弱腰になっているのを分かっているのか、自ら退く。そうして、やたら芝居がかった動作で髪の毛をかき上げた。

「ま、いいわ。時間の無駄だし。それじゃあね八街くん」

 藤は去っていく。彼女がいなくなってもまだ、葛はその場に立ち尽くしていた。

「……知り合いだったんだね」

「あいつもメフ生まれだから」

 どうしたものかと考えあぐねていると、葛が頭に手を遣って意地悪そうな笑みを作る。

「あいつら、なんで署名しろとか言ったか分かる? たぶん決め手がねーでやんの。だって今んとこさ、他の生徒の意見はガン無視だもんな。だから自分らに賛成する署名見せつけてさ、今の理事会連中追い出そうとしてんだよ」

「署名が切り札になるの?」

「意見無視してそんじゃーねって転校でもされちゃ困るし。生徒の意見って、要は生徒の家族の意見ってことだし。ぶっちゃけさ、今がかなりギリギリってのは分かる。これ以上生徒減ったらどーにもならねーもん。だからあーしは、せんせーとかは無視する」

「どうするの」

「今のままでもいいってやつらだっているからさ、そいつら味方につけんだ」

 葛はメフで生まれ育った。その性格と股の緩さで人気もあるだろう。舞谷家の後ろ盾も健在である。生徒会への対抗は不可能ではないかもしれなかった。だが、幸は彼女に味方することも躊躇っていた。

「ねえ。そうやって鵤さんに対抗するのはさ、鵤さんが嫌いだから? 負けたくないから?」

「だったら何」

「じゃあ、ぼくは葛ちゃんに協力できないよ」

 葛は一瞬、泣きそうな顔になった。しかしすぐに平静を取り戻す。

「でも、今はぼくも署名するのやめとく」

「どっちの味方もしねーってわけ? コウモリ決め込むんだ?」

 幸は押し黙った。

「ま、今はそれでいーよ、もう。あーしの敵にならないだけでも」

 葛はどこかへ行こうとしたが、ふと、あることを口にする。

「鵤に何かされそうになったらさ、『キャンディちゃん』って言ってみ」

「え、何」

「キャンディだよ。スイートなキャンディ」

 幸は訝しむが、葛はもう何も話す気はないらしかった。そしてどうやら、生徒会がやろうとしていることは、学校のためだけというわけでもなさそうである。そこに個人の思惑が、しかも妙に込み入ったものが混じっているのは明白だった。



 昼休みになると幸は生徒会室に向かった。署名のことはともかく藤から話を聞いてみたかったのである。

「失礼します。あのー、どなたか」

 扉を開けようとするとその隙間からにゅっと何かが伸びてきた。女の細腕だ。それが幸の手首を万力じみた強引さでもって掴み、室内へと引き込んだ。

「やっぱり来たわね」

 藤は幸の手首を握り締めたまま、足で扉を閉めた。

「あのビッチの差し金かしら。ここに来ても無駄よ。あなたにあげられるものなんて何もないんだから」

「勘違いしてるよ。ぼくは葛ちゃんの味方はしないんだ」

「あいつをちゃん付けで呼ぶセンスはどうかと思うけど、私につくその考え方は最高に頭いいと思う」

 幸は緩々と首を振る。

「鵤さんというか生徒会に協力もしないけどね」

「は?」

「だってこんなの喧嘩じゃないか。鵤さんは葛ちゃんを」

「ちょーっと待ちなさい。確かに私はあいつのこともタダイチも嫌いよ。でもそれはそれとしてという言葉があるじゃない。あいつと学校は無関係よ。私はね、この学校を想って今の理事会を退陣に追い込むの。私怨で動いている訳じゃないわ」

 しかし藤の目はぎらぎらだった。

「二人とも昔から知り合いなんだよね。なんで仲悪いの?」

「それを私に聞くの? すごい勇気ね。でもいいわ、答えてあげる」

 藤は幸を離して椅子にしゃなりと腰かけた。

「私は、あいつが、嫌い」

「うん」

「それだけの話よ。人が人を好きになるのにも嫌いになるのにも理由は要らないもの」

「うーん?」

 どうやら藤は素直に話すつもりはないらしかった。

「八街くんもこっちにつくなら早い方がいいわよ。後はもう生徒からの票を集めるだけだもの。ここまでことを大きくしたんだから誰も逃げられないわ」

「でも、本当に今の理事会が分かりましたって変わってくれるの?」

「ものを言うのはお金だもの」

「新しい理事会ってさ、いかるが堂に関わってる人たちだよね」

「それが?」

「タダイチがいかるが堂になっただけじゃないか。今の理事会とどう違うのかなって」

 藤は長い息を吐く。

「言ったじゃない。熱意はあるわって」



 昼休みが終わりに近づくころ、幸は生徒会室を出て行った。その後姿を見送りつつ、藤は椅子に深く腰掛ける。

「何よ、あいつ」

 何を吹き込まれたのか知らないが、幸はついぞ協力する姿勢を見せなかった。別に彼一人いたところでどうにかなる問題ではないのだが、衣奈葛に味方するのが気に食わなかったのである。どうせなら彼女の周りから全て引っぺがしてやりたかった。……そう、私怨である。幸にはああ言ったが、藤は葛への対抗心ももちろん持っていた。長田と同じように学校を良くしたい気持ちもあるのだが、それが全てではない。

『なんで仲悪いの?』

 それは藤にも、恐らく葛にも分からないことだった。確かに彼女とは小学校までは一緒に遊んでいたが、中学に上がる前から話さなくなって疎遠になった。

 もし、自分がいかるが堂の娘じゃなかったら。もしも葛が舞谷家の血を引いていなければ。意味のない仮定だが、理由があるとすればそれは互いの生まれによるものだと藤は認識していた。



「俺は鵤君の思惑には気がついているつもりだ」

 幸は目を丸くさせた。

 放課後、幸が教室から出ようとしたところで長田と顔を合わせたのである。彼は今朝配った署名のプリントを回収しに来たのだが、結果は芳しくなかった。誰一人として結論を出していなかったのだ。

「気づいてて、ほっとくんですか」

 長田は自嘲気味に笑った。

「始まりこそそうだったかもしれないが、やってみないと分からないこともあると言ったろう? 鵤君も今は学校のことを考えてくれているよ。それに、俺一人で学校の改革など無理だった」

「そうかもしれないですけど」

「君は君だ。まだ時間はあるし、どうしたいのかを考えてくれ。もとより生徒に強制させるつもりはなかった。……一つだけ分かって欲しい。俺も何かしたいんだ。結局、俺が卒業までにできたことなんか一つもなくってな。せめて次の世代のために何かしてやりたかった」

 長田の言葉には嘘がない。幸はそう感じた。

「自己満足だよ、これは」

 言いたいことだけ言うと、長田は二組の方へ歩いていく。残された幸は、また一つ分からなくなった。学校をより良いものにするのは素晴らしいことだと思う。だが、それならばどうして長田も藤も葛でさえも晴れやかな顔で話さないのだろう。誰もが懺悔するかの如くすまなそうな顔をするのだ。



 この日以降、蘇幌学園の空気は変わった。くらげだらけの海に浸かっているようにぴりぴりして、少し重たい。理事会の入れ替えを通して、生徒会とそれに反対する衣奈葛との派閥に分かれつつあったのだ。幸はまだそのどちらにも属さなかったが、既に署名を提出しているものも出始めていた。誰もがいい方向に舵を取ろうとしているはずだが、行き先が明るいようには思えなくって、幸は真綿で首を絞められるような気分に陥っていた。

 幸の不安定な心へ追い打ちをかけるようにして新たな事件が起こるのは、数日後のことだった。

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