表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

青年期2


天や海魅たちは穏やかな世界の中でそれこそ一つの目標に向かっていた。一時は解散しかけたチームだったが、ぎりぎりのところで団結し一つになった。

それは監督である徳武先生のおかげでもあるかもしれない。常日頃怒鳴り声を上げず冷静に指導する姿、そして今でも誰よりも野球がうまく、選手たちの信頼もあつかった。

学校の世界史の授業では丁度第二次世界大戦を扱っていた頃だろうか、ある変化がこのチームに訪れた。世界史の学習をしていくにつれて汚い大人の世界を身にしみて感じていくようになってしまった少年がいたのだ。……天だった。

ただ年号と出来事を覚えていくだけでは語れない残虐な真相を、世界史の先生は事細かく指導し、更に信用するか否かの判断を生徒たちに託した。

これがことの発端となるのかもしれない。その後天の思考は完全に闇の道に進んでいくこととなる。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ