げっぷりーは頷けない
朝の町。人々が行き交う。
ふつう国では、 きょうも みんなが しごとを しています。
武士道場。うんぶりー、我慢の顔。
うんぶりーは くにいちばんの ぶし。
でも……
団体戦、札「不戦負」
たいしょうが いないと まけに なります。
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城門。
ちっちりーは、足をもじもじさせています。
ちっちりーは もんばん。
門を見ながら必死に我慢。
そのばを はなれると だめなのです。
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殿のげっぷりーは正座。
とのの しごとは きくこと。
役人が説明。殿が真剣に聞く。
だいじな そうだんでした。
「はしを なおします」
「うむ」
げっぷりーは頷く。
きまり。
「みちを ひろげます」
「うむ」
げっぷりーは頷く。
工事が進んでいきます。
でも、げっぷりーは苦しそう。
そこへうんぶりーとちっちりーが2人でやってきた。
「おねがいです」「かわやを ふやして ください」
殿が頷けばトイレが増えます。
しかしーー
げーーっぷ!
大きなげっぷ
役人が札を上げる。「却下!」
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困る町の人たち。
だいじなことがきまらない。
なんだか おかしい……
物陰で聞いている忍者。
へっぷりーは きづきました。
うんぶりーとちっちりーを連れて、夜道を歩く。
しごと おわりに とのに あいに いきます。
仕事を終えたげっぷりー、は3人の顔を見てほっとした顔。
いまは ただの げっぷりー。
3人が話す。
げっぷりーは、しょんぼり。
「ほんとは……うなずきたかった」
いつのまにか大事な話の時ほど、げっぷが出てしまうようになっていました。
役人たちはそれを却下ととらえ伝えてしまう。
ただしい はんだんができないと とのも ごはんがなくなります。
4人で考える。
げっぷはとめられない どうしたら いいかな?
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次の日。
4人は役人に説明しました。
「よくきいて」
「げっぷは きゃっかじゃないよ」
ちいさいげっぷは まる
おおきなげっぷは にじゅうまる
だめなときは 手でばってん
「なるほど、わかりました」
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新しい厠。笑顔の町。
かわやは ふえました。
4人並んで夕焼け。
ひとりじゃ だめでも、 みんななら。
スカ スカ スカ
プッ
(おしまい)




