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げっぷりーは頷けない

朝の町。人々が行き交う。

ふつう国では、 きょうも みんなが しごとを しています。


武士道場。うんぶりー、我慢の顔。

うんぶりーは くにいちばんの ぶし。

でも……


団体戦、札「不戦負」

たいしょうが いないと まけに なります。


****


城門。

ちっちりーは、足をもじもじさせています。

ちっちりーは もんばん。


門を見ながら必死に我慢。

そのばを はなれると だめなのです。


****


殿のげっぷりーは正座。

とのの しごとは きくこと。


役人が説明。殿が真剣に聞く。

だいじな そうだんでした。


「はしを なおします」

「うむ」

げっぷりーは頷く。

きまり。


「みちを ひろげます」

「うむ」

げっぷりーは頷く。

工事が進んでいきます。


でも、げっぷりーは苦しそう。

そこへうんぶりーとちっちりーが2人でやってきた。


「おねがいです」「かわやを ふやして ください」


殿が頷けばトイレが増えます。

しかしーー


げーーっぷ!

大きなげっぷ


役人が札を上げる。「却下!」


****


困る町の人たち。

だいじなことがきまらない。

なんだか おかしい……


物陰で聞いている忍者。

へっぷりーは きづきました。


うんぶりーとちっちりーを連れて、夜道を歩く。

しごと おわりに とのに あいに いきます。


仕事を終えたげっぷりー、は3人の顔を見てほっとした顔。

いまは ただの げっぷりー。


3人が話す。

げっぷりーは、しょんぼり。

「ほんとは……うなずきたかった」

いつのまにか大事な話の時ほど、げっぷが出てしまうようになっていました。

役人たちはそれを却下ととらえ伝えてしまう。


ただしい はんだんができないと とのも ごはんがなくなります。

4人で考える。

げっぷはとめられない どうしたら いいかな?


****


次の日。

4人は役人に説明しました。


「よくきいて」

「げっぷは きゃっかじゃないよ」


ちいさいげっぷは まる

おおきなげっぷは にじゅうまる

だめなときは 手でばってん


「なるほど、わかりました」


****


新しい厠。笑顔の町。

かわやは ふえました。


4人並んで夕焼け。

ひとりじゃ だめでも、 みんななら。


スカ スカ スカ

プッ

(おしまい)

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