表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錯乱バアラ  作者: 悠魔S
1/3

始まった秘話

私の友人の代理投稿となります。私自身が書いたものではございません。

彼のアカウントができた際にはまた告知します。

「早く起きなさい!」「ピピピピピピ」「昨夜、行方不明となっていた方が発見さ…」

 母親の怒号、アラームの音、テレビのニュースによって僕は目を覚ました。ぼんやりとした視界の中に映る時計は未だ6時をまわっておらず、外は雨雲と相まってかなり暗く感じた。中学校を卒業してから昨日までは10時をまわっても起こされなかったため今日も二度寝をしようと布団を頭まで被った。

「今日から高校生でしょうが。早く起きて準備して学校行きなさい」

 その言葉を聞いて僕はハッとしてようやく布団を手放した。そうだ。昨日までは春休みだったのだ。今日からは高校生となって寮生活になるので家にいるのは今日が最後ということになる。だから一つ期待してることもあった。

 そんなことを思い出して寝室を後にした僕は階段を下り、机の上に朝食が用意されたリビングに着く。しかしそこには僕の席の反対側に座っている母親しかおらず、期待していたことは空振りしたと気づいた。

 少し残念だがテレビを眺めながら母親の前で朝食を食べることにした。テレビでは朝早くから連日放送されている失踪事件の特集が流れていた。どうやら最新情報が入ったらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ