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転移門

あくまでも個人の見解です

15時

「皆さんお揃いですので、馬車出発しますね」


時間通りに集まり、皆に浄化をかけて、綺麗にして、いよいよ転移門、肉ダンジョンに出発である


「皆さんどうでしたか?野菜ダンジョン」


《すごくたのしかったーボクたくさんとったのー

ママとパパはつちだらけになってたのー》


《《《《《《《《笑》》》》》》》》


《いやー野菜に笑われながらも頑張って全て確保しましたよー》


《あの笑い方凄くイライラしましたよねー》


《そこでイライラしたら負けなんですよねー》


《ナスレンジャーもカッコよくてファンになりましたわ!特に賀茂茄子!カッコ良すぎて賀茂茄子食べられないわー》


「大丈夫ですよwダンジョン産の野菜は採ってしまえば普通の野菜ですから」


《野菜ダンジョンはわたしらの性格がバレてしまって、多少恥ずかしいですな》


《でも楽しかったので》


「楽しんで頂けて良かったです

 さて、これからですが、30〜40分位で転移門に着きます。こちらの馬車は転移門対応の馬車ですので馬も魔馬ですので、馬車に乗ったまま転移します!」


《《《魔馬?》》》

《《《《乗ったまま?》》》》


「はい!魔馬とは、普通の馬よりもふた周り程大きくて、体力もあります。これまでの移動も、普通の馬車の倍近いスピードで移動してます。馬車がしっかりしてるのと、御者がベテランなので、皆様気付かなかったのも当たり前ですけどね」


《《そうなんだー》》


「今回の御者さんはピーターさんと言って、元S級冒険者でもあり、私の先輩でもあります!なので、皆さん安心して下さいね」


《《《《《《《《《はーい》》》》》》》》》


「それではしばらく移動しますね!転移門につきましたら、様子を見てお声掛けしますね」


ちなみに御者のことも紹介しないとクレームになる…

例えば御者と隣同士で座ってるので、話してるだけで自分達を放置した…とか、御者に色目使った…とか、御者を紹介しないで、自分自分だけだった…などなど…


そんな御者と出来てる案内人なんて、一部の人だ!

そんな後々面倒になること、普通の案内人は選ばない

話してるだけで文句言われるなんて、何て理不尽な!


転移門

「ピーターさん、皆寝てるようなので、このまま転移しちゃいましょう

起きてる人だけに聞こえるように説明します」

[皆の名簿はあるのか?]

「はい、身分証確認済の冒険者ギルド作成のものです」

[わかった、じゃぁ行くぞ!]

「お願いします」

ピーターさんが用意してる間に


「起きてる方これから転移門に入ります、乗ったまま転移するので、何も変わらないとは思いますが、多少涼しくなるかと思いますので、馬車内を少し暖かくしますね」

この馬車には魔石が付いてるので、馬車内を暖かくしたり涼しくしたり多少だが出来るのである


[17人子供1人のギルド作成名簿と、俺とケイトだ]


(は、はい、ギルドから連絡来ております)


[すぐ入れるのか?]


(はい!今日は他の転移門利用者はいませんので)


[宜しく頼む]


馬車は転移門に進み、1分もかからない位で、景色が変わる


[野菜ダンジョンB転移門からのダンジョンツアーグループだ。

17人子供1人のギルド作成名簿と、俺とケイトだ]


(は、はい!連絡来ております。ピーター様とケイト様と)


[明日はここから、王都Cに転移するので、また宜しく頼む]


(は?はい!ご苦労様です)


「相変わらず威圧感凄いですねーまだ現役に戻れるんじゃないですかー?」


[いやいや、俺じゃないだろ

それに俺は古傷が痛むから、今は気楽に御者のが楽しいよ。ダンジョンツアーは特に面白いからな]


「そうですよねー私も後5年位頑張って、引退してカフェ経営しながら、スローライフ送る予定なんですよー」


[そうなのか?もったいないなー]


「そんなことないですよー平和になったし、A級で案内人で居られるのもいつまでやれるかわからないし、海辺でスローライフ送るのが夢なんです!だから、しばらくは働きまくって隠居資金を貯めますw」


[そうかーまぁケイトにはケイトの考えがあるだろうし頑張れ]


「はい!ありがとうございます!頑張ります」


[でもどこでカフェやるつもりなんだ?]


「うーん…一応考えてるのが、実家近くの北の海辺か、南の野菜ダンジョン近くの湖周辺かなと

A級冒険者の資格さえ失わければ、転移門使えるし、王都にも移動しやすいですからねー」


[そうか………]


「ピーターさん?どうかしましたか?」


[いや、北の海辺と言えば、肉ダンジョンがあるとこの近くか?]


「そうです!肉ダンジョンから1時間位のとこのリーフ町です」


[やはりそうか]


「ピーターさん?」


[うん…まぁ今はとりあえずそろそろ宿屋に着くし、夕飯の時にでも話すよ]


「はい。」何だろなー珍しいなー


「はい皆さん!おはようございますw

 野菜ダンジョンの疲れ取れましたか?

 間もなく宿屋到着です」


《《《えー転移門はいつの間にー》》》


「1時間程前に通りましたよー

皆さん夢の中でしたので、何人かの方は現実におられましたので、聞いてみて下さいね

それに明日また転移門使いますので

では、本日の宿屋は、肉ダンジョンが出来てから人が増えてきて、宿屋が足りないと最近作られた宿屋になります。昨日の宿屋とは違って温泉ではないですが、お風呂やサウナがあります」


《サウナってなんですか?》


「サウナとは、寒い地域には昔は水が凍ってしまうために、お風呂設備がなかったんです。

なので、部屋で火をおこして、部屋を暑くして、体を温めて、少ないお湯で汚れをおとし、体が暑くなったら、雪や水に飛び込んで体を冷やしてたものがサウナと呼ばれるものです、今ではサウナは繰り返してしまうほどハマるものらしく、サウナ好きな人達の間では、体が暖まって水に浸かる、または雪に飛び込む、これを繰り返すことで違う世界が見えてくるらしく、それをわかった人達の間でその状態をトトノウと言うそうですよ」


《うわぁ想像するだけで冷たそう》


「そうですねーでも王都にお風呂が当たり前になったのもここ100年位ですので、それに比べてサウナは昔からあったそうなので、歴史は古いんですよ?ぜひチャレンジしてみてください。ちなみにサウナ上がりの冷たい飲み物は格別だそうです、腰に手をこうやって一気に飲むのがおすすめだそうですw」


《《《《はーい》》》》


「それでは、今日の夕食は、肉三昧です、18時30分から昨日と同じようにお部屋ごとになってますので楽しんで下さいね、明日の出発は同じく9時になります。忘れ物気を付けて下さいねーお疲れ様でーす」


宿屋到着

《すみません案内人さん》


「はい?どうかされましたか?」


《いえ、儂ら3人共に1人参加なんだが、夕食を同じ席にしてもらうことは出来るだろうか?》


「大丈夫ですよーすぐに変更してきますので、夕食までゆっくりして下さいねー」


何か嬉しいー

1人参加の方がこんなに仲良くなって


あっ明日の流れ説明するの忘れた!

うーん今回の参加者なら大丈夫かなぁ

【これが説明しないと翌日聞いてないとか、そんなにかかるの?とか色々と言われる…

ダンジョンツアーの案内にだいたいのスケジュールも書いてあるんだよなー、そうゆうとこは読まないんだろうなー…はぁーっ】


でも今回の参加者は皆良い感じだし、何よりも1人参加の方達が楽しそうで嬉しい

お子様も可愛いし、熟年夫婦の真面目そうな旦那さんも何だかんだといい感じだし


うーん今日もお酒が美味しく飲めそうだ

あっでもピーターさんの話も何か…不安だなー




やっとスローライフが近づいてきた?

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