叶わない恋を忘れるように
『君のことが、好きです』
こう言えたら
どれだけ嬉しいか
どれだけ楽になれるか
あの日大学の講義で出会った君は
誰よりもキラキラしていて
誰よりも大人びていた
そんな君に
わたしは一目惚れをしたんだと思う
声をかけようとしたけれど
君とわたしは光と影
声をかけずにただ君を眺め続ける日々
そうしていたら
君が声をかけてくれた
それから仲良くなって
一緒にご飯をたべたり
一緒にお出かけしたり
2人きりで夜まで遊んだり
色んなことをしたね
そうしていくうちに
君がとても魅力的だと知って
わたしの気持ちは募っていくばかり
だけど
君には彼女がいた
それを知っていたから声をかけなかった
なのに
どうして君は声をかけてきてしまったのかな
一緒に過ごす時間が増えて
忘れたくても忘れられない思い出が増えて
最近では毎日のように泣きじゃくる
でも君は知らない
だからわたしはいつも通りの姿で
君の目の前に現れる
忘れたい
諦めたい
わたし自身を納得させるように
いつか君に言えるようになりたい
『あなたのことが、好きでした』
女性目線で書いてみました。
僕が女性ではないので少しおかしな部分があるかと思いますが……。
しかし、恋愛的な部分で言えば男性も同じことを思うのではないでしょうか。
忘れたくても忘れられない恋、忘れたくないものもそうですし。
やっぱり、恋って難しいですよね。