転換36「俺は男であると高らかに」
時間はとるものじゃない! 作り出すものなんだ!
そしてそれを出来ない作者がここにいるんだ!!(迫真)
土曜日の気だるい午後。京の部屋でベッドに横になり、俺は漫画本を読んでせっかくの休日を満喫していた。京は隣に座ってぼーっとしていて、時折女神が自らの頬をつついてくるのを鬱陶しそうにかわしている。俺や京と比べて、女神は随分と涼しそうである。……確かに女神の服装はよく漫画とかの空想の神様のイメージに近い、薄布をベースとした服装だ。それに神様なのだから、もしかしたら外界の気温など関係のない特殊能力を持っているのかもしれない。
俺はそんな混濁とした思いを込めて女神を見つめた。俺の視線に気付いた女神はこちらを振り返り、首を傾げて可愛らしく微笑んだ。
『どうしました? きよ。私の顔に何かついてますか?』
「いや、別にそういうわけじゃないんだけど。涼しそうだなって」
俺が言うと、合点がいったように『あぁ』、と言う。
『さすがにきよたちとは季節の繰り返しを経験している数が違いますからねー……とでも言いたいところなんですけど、実際はたんに個人差なんじゃないですか?』
「なるほどね。女神も暑いって言ってた日もあったしな……」
あっけらかんと言った女神に、俺は薄く笑う。そのまま俺はまた読書に戻ろうかと視線を女神から外すが、何やらまだ視線を感じて再度顔をあげる。
何かの意思を感じる女神の目線が、そこにはあった。
「……今度は女神がどうしたの?」
『いえ、その……何ていうか……』
俺が問いかけると、女神は明らかに口ごもる。……珍しいこともあったもんだ。いつもは誰かに対する遠慮など皆無と言っても過言ではないのに。しかも、その遠慮、というか気遣いが俺に対してのモノのように感じる。何だろう。
「遠慮せずに言ってみろって」
『えっとですね……』
再度言うと、女神は幾ばくかの逡巡を経て、口を開いた。
『最近きよ、やっぱり女の子っぽくなったなぁって』
そんな、爆弾発言を伴って。
「な、何をバカなことを!!」
当然、俺は一拍の間もなく否定する。何度でも言ってやるが、当然だ。俺は男だ、これ以上ないくらいに男なんだ。確かに身体は女になってしまったかもしれない。何を言ってももう覆らない、それは事実なのだ。だから、『きよは女の子だなぁ』ならまだ理解できる。甘んじてその言葉を苦笑と共に受け入れることも出来る。
だが、『きよは女の子っぽくなったなぁ』というのはどういうことだ。まるで俺が、この身体になってから、身体的以外のところでも女の子らしさが出てきた、という意味になってしまう。……そんなことは断じてない。断じて、あるはずがない。
しかし、今までずっと黙っていた京までもが言った。
「確かにな。そりゃあるかもな」
『ですよね。何か今のきよの表情を見てたら尚更そう感じちゃって』
…………。
「嘘だ」
「は?」
『……きよ?』
「俺は男だし、女らしくなんてなってない」
言って、俺は女神と京を交互に睨みつけた。二人は動じない。
「そう言われても、実際そうではないんだよな」
『そうですよ、きよ。そこは認めないと~』
「じゃあ、証明を求める! この俺、神谷きよが身体的でなく女の子っぽくなったということを論理的に証明せよ!!」
俺は思わず立ち上がり、若干呆れ気味の二人に俺は指を強く突きつける。強引だとか言われようとそんなことは今は知ったこっちゃない。俺にとってはそれよりも大事なことなのだ。
俺のそんな様子を見かねたのか、二人は顔を見合わせて苦笑してみせる。……何か女神にそういった態度をとられると、なかなかに釈然としない。
「……何とか言ってみろよ」
悔し紛れにそんな悪態をついてみる。それを聞くと女神は少し考えるような素振りをして、そして口を開いた。
『まず、口調が以前よりだいぶ柔らかくなりました』
「あー……それ、すごいわかるわ」
京が懐かしむように同調し、うんうんとベッドの上で二人して頷きあう。俺はわざとらしく腕を組み、しかめっ面をして言ってやった。
「そんなこたぁねえよ」
「おいムリヤリ口調変えんな」
『しかも普通の男子とも違うような気がします、それ』
即座に間に入るツッコミ。
「でも、それは今の見た目に合わせて仕方なくやってるわけであって……」
俺は口を尖らせて反論する。そう、女口調になっているのは今の俺が女だから、それに合わせているだけの話であって、俺が変わっただとかそういう理由ではないはずだ。
「だいたい、お前らだけといるときは男口調で話してるじゃん」
そんな思いも当然あって、俺は更に言った。だがそれを聞いても京の態度は一向に変わらず、むしろ俺の言葉に微妙そうな表情を浮かべていた。
「……そうでもないぞ?」
確認するように言う。
「え……」
『そうですねぇ』
驚いている俺を尻目に女神も何ともなく同意を告げる。そして、京は続ける。
「自分じゃ結構気付かないと思うけど、俺らといるときでも細かいとことか前よりだいぶ優しい感じになってるぞ」
『語尾のかなとかだよとか、確かになってますよ』
「…………」
言葉が出ない。言われてみると、知らず知らずのうちに言葉尻がそんな感じになっていたような気も、確かにする。……確かに、するのだ。
俺が軽く俯くと、女神がその顔を覗き込んでくる。
『きよ~? 降参ですか~?』
「くっ!」
その憎たらしい笑顔に俺は拳が震えるのを感じた。
……まだ、まだだ!
「その程度の一つの要因だけじゃ俺が女の子っぽくなったという理由には到底なり得ないぞ! 口調が柔らかくなることぐらい、男でもある!! 他にもなければ!!」
思うままに口から言葉を紡ぎだす。そうさ、俺は何も『○○わよ』とか『○○よ』とかみたいな言葉遣いをしたわけじゃない。ちょっと優しい感じの話し方くらい、する奴はいる!
キッと女神と、ついでに京を睨みつける。女神は一瞬呆けたように目をぱちくりさせたが、すぐに元の笑顔に戻り、京は『やれやれ』とでも言わんばかりに頭をかいていた。
『それじゃあ言いますけど、口調そのものだけじゃなくて……雰囲気や仕草が女の子っぽくなってるんです』
「そうそう。それがもう自然体っていうか、違和感がないっていうか……」
二人の口から出た言葉を頭の中で何回も反芻してみる。『雰囲気』や『仕草』、『自然体』……。そんなことを言われても、そんなの自分ではわからない。それに、そんなのは主観ではないのだろうか。
「そんなの、何とでも言えるじゃん……」
「実際、今やお前は周りに何の違和感も感じさせず馴染んでるだろ。それが一番の証拠になるんじゃねぇの?」
『当初はまだ違和感というか一種のハラハラというか、そういったものがありましたけど……最近は安定してるって感じですね』
「…………むむむ」
溶け込まされてる……とは今の俺ではもう確かに言えない。俺は朱菜たちみんなに会えて良かったと心の底から思ってるし、偽りでみんなと話してるつもりもない。つまりは、馴染んでるということなのだろう。しかしそれは、すなわち『女』の生活に完全に順応しているというわけで……。
『……それに』
俺がどうしようもない葛藤に頭を悩ませていると、女神が付け加えるように言った。何かを思いついたような、笑み。正直、こういう女神の表情は嫌な予感しかしない。俺は咄嗟に自分の身体を抱きかかえて、胸をガードした。
しかし、俺の予想は空しく外れていた。
「ひゃひっ!?」
スルッ、と太ももの裏を女神の長い指が優しく撫で、俺はあまりに想定外の場所への刺激にあられもない声をあげてしまう。身体がビクンと震え、即座に飛び退いて女神から離れる。しかし、まだ感触は残っている。
「な、何すんだ女神っ!!」
『んふふ、すごく可愛らしい女の子の反応でしたよ、きよ』
真っ赤になった俺の怒号に、女神はしたり顔で得意気に言い放った。
……このドアホめ。
「こんなことされれば、誰だってこうなるよ!!」
『え~? そうですか~?』
「こいつ……うぜぇ」
わざとらしいぐらいに視線を逸らす女神。俺は心の底からつぶやいた。
見かねて、京が女神の頭を軽く小突く。
「どさくさに紛れてセクハラすんな、お前は……」
『えへへ……でも、だいたいわかりました? きよ』
珍しく京に対しても笑顔のまま、女神が俺に問いかけてくる。……素直に、認めたくない。
「……悪かったな。確かに俺は女みたいになりましたよ」
そっぽを向けて吐き捨てる。確かに実際俺は『女』に少しずつ近づいていたのかもしれない。だがやはり、元の性別を考えると、そうすんなりと納得はできない。久々に声を大にして叫びたい気分だ。『俺はれっきとした男である!!』……と。
『まぁまぁ、きよ』
「なんだよ……」
女神が笑顔で俺に近寄ってくるので、ぶっきらぼうに答えてやる。
「俺のわがままだってのは自分でもわかってるよ。……今さら元に戻れないんだし、いつまでもそんなことグチグチ言うなんて、それこそ男らしくないしさ」
ぶちまける。……戻りたいし、戻りたくもない、なんてのは本当にこれ以上ないくらいわがままな話だ。元に戻ったら京や女神、朱菜、葵、緑、深白たちと別れることになる。それに、またせっかく家族になれた美樹や父さん母さんも裏切る。その関係が途切れることは嫌なのに、身体だけは戻れることを願うなんて。……そんな、そんな虫の良い話。
「…………」
『そんなに落ち込むことないですよ』
「そうだよ、何も俺達はお前を悲しませるためにこんなこと言ったわけじゃないんだから」
「……でも」
『別に女々しくなったって言って馬鹿にしてるわけじゃないんですから。いいじゃないですか、それが京とも違うきよの個性ですよ』
優しく、諭すように女神は微笑んだ。そんな風に言われると、子供のように意地を張っていた反抗心も何だかいつの間にかしぼんでいく。
……変わったのも、俺の『個性』、か。
京が、からからと笑って女神に言った。
「女神もたまにはいいこと言うな」
『何だとこの万年ブサ男』
「どういう意味じゃコラ。逆にどうやったら一瞬だけでもイケメンになれるんだよ」
『ほら、スポーツ選手とかアーティストって輝いてる瞬間とかあるじゃないですか』
「あぁなるほどな。普段パッとしない奴でも何かを一生懸命やってるときはかっこよく見えるっていう」
『そうそう、それです。なんだわかってるんじゃないですか~!』
「まぁな、はっはっはっは」
『あっはっはっはっは』
「てめぇ表出ろやオラァアア!!」
『上等だコラァアア!!』
そのまま二人で取っ組み合いのケンカへと移行する。
まったく、なんなんだろう、こいつらは。俺が悩んでるってのに、いっつも二人でバカなことして、バカなこと言って。自然体で俺に向き合って、悩みを吹き飛ばしにくる。……ずるい奴らだ。
ベッドの上でドタバタ暴れて……多分後先のことなんて考えてないんだろう。アホらしくて、愛らしくて、俺は自然と笑みをこぼしていた。
「こらバカ二人! そこらへんにしとけ」
「はぁっ……はぁっ……」
『ぜぇっ……はぁっ……』
パンパンと手を叩いて俺は二人に呼びかける。……何でそんなに息が乱れるほど本気でやっていたのか甚だ疑問でならないが、まぁいいだろう。こちらを向いた二人ともを俺はやんわりと引き剥がすことにした。汗がビッショリだ。……本当に、元気だなぁ。
「ありがとな、俺の個性だって言ってくれて。……気が楽になった、もう言わない」
「……おう」
『こちらこそ』
薄く笑う京と、満面の笑みを浮かべる女神。この違いも、個性。……そう考えると、別にどうってことはない。俺は優しい雰囲気になったって言われるなら、それは褒め言葉だ。
そう思えるから、それでいい。
『よかったです、きよはやっぱり笑ってたほうがいいですから!』
「くっせぇセリフ」
『あん?』
「やめろっつーのお前らは」
危うく第二ラウンドが始まろうとする空気を慌てて俺は断ち切る。女神はがるるる、と獣のようにうなっていたが俺の声を聞くとすぐさま元通りの楚々とした佇まいを見せる。
……何者だ。
『あ、そうだきよ! もうそういうのに抵抗なくなったんだったら……』
「……?」
女神が期待に満ちた眼差しでこちらを見つめる。どういうことだろう、何を期待しているのだろう。……俺は恐る恐る、女神に尋ねた。
「……なに?」
『あなたのことが大好きなのって言ってください! 可愛く、可愛く!!』
「……お前ってさ。ほんと幸せそうだよな、色々な意味で」
京の意見に、今だけは全力で同意できる自信がある。というか、こいつはバカだ。ものすごいバカ、超ド級のバカ。……何を言い出すのかと思えば、これだ。
「だいたい、そんなセリフ言うわけないだろ。いくら気にしないって言っても、普通に恥ずかしいよそんなん」
ため息を吐いて軽く言った。だがその言葉に女神は喰らいつく。
『なんでですか! いいじゃないですかちょっとぐらい! 減るもんじゃありませんし!!』
……どこのエロ親父だ。そして何でそんなにワクワクを隠し切れない顔をしているんだ。
女神は俺の手をギュッと力強く握り、さらに言う。
『私のわがままなのはわかってます。でも聞きたいんです~! きよ~!!』
「駄々っ子もここまで来れば立派なもんだ……」
「素直すぎるのに全然良いことは言ってないからな……」
京の言葉に俺が追従する。女神は何でこんなに俺にこだわるんだろうか。そんなに魅力的だという自覚はないのに……。
『優しくて可愛いきよが大好きだからですよ~!』
「だ、だから勝手に人の心の中を読むなって!!」
まったく、油断も隙もあったもんじゃない。俺は女神の逆に振り返り、腕を組む。
ほんとに、素直というかなんというか。……くそ。普通に嬉しい自分が憎い。俺は少し赤く染まった両頬をピシャリと叩く。
『き、きよ?』
「……仕方ないな、一回だけだぞ?」
「おろ……」
振り返り、女神を見下ろしてゆっくり告げる。女神は聞いた途端、まるで恵みの雨でも降ってきたかのような花の咲いたような笑顔を見せた。
『本当ですか!?』
「まー、そんくらい聞いてあげてもいいよ。いつも世話になってる礼に」
『ありがとうございますっ! きよ!!』
言うや否や女神は勢いよく俺に抱きついてくる。あまりの勢いに俺は危うく倒れそうになるが、すんでのところで足をしっかり踏みとどまらせる。……相変わらずこういう場面だと、京に聞かれるのが恥ずかしい。
「……ごほん」
『わくわく、わくわく……!』
「わくわく、わくわく」
「その棒読みのわくわくやめろよ京。どうせ笑えるとでも思ってんだろ」
頬を思わず赤くする。……自分だった奴に恥ずかしいセリフを聞かれるのは死ぬほど恥ずかしい。……それに、京にとってもあまり心地いいものではないだろうし。
だが京は、唐突に言った。
「いやぁ、そんなことねーよ? お前可愛いし」
「えっ!?」
『!?』
途端、ボッと顔が赤くなる。京は依然普通の顔をしている。茶化している雰囲気も、ふざけてる雰囲気もない。
「どど、どういう……!?」
『こ、コラ京! 何をいきなり口説いてるんですか!?』
動揺する俺の代わりに女神が口を尖らせて抗議する。京はやっと気が付いたような顔をして、目を細めた。
「あー……もしかして俺、また失言した? 別に他意はないんだけど、純粋に」
「いや失言っていうか、っていうか純粋にって……!!」
ますます意味がわからない。京が純粋に俺を可愛いって……なんだ!? どういうことだよ!! というか、何で俺はこんなにも一人で慌ててるんだろう。あぁあ、前にもあったなこんなこと。俺って奴はもう少し人の言葉に対する耐性というものを……。
「……げ」
そんな俺の心の波を遮って、京が嫌そうなうめきをもらした。視線の先は俺の後ろ。……嫌な予感をひしひしと受けながらも、俺はゆっくりと振り返る。
そこで俺が見たものは……はたして、廊下にいた美樹だった。
「みっ……!!」
「……へぇ?」
俺が悲鳴をあげると、それを見て美樹は楽しそうにニンマリと微笑んだ。……何を、何を聞いて、どういうことを思ったんですか? 美樹さん。
「ちょ、ちょっと待って美樹! これは……」
「お兄ちゃんの部屋からドタバタ音が聞こえると思ったら……ふふ、ごゆっくり~」
完全に俺の言葉はスルーされ、美樹は極上の微笑を浮かべると甘ったるい声で俺たちを祝福しながら階段を降りていった。……後に残る、真っ赤な俺と京と、そして女神。
「ち、違うんだってばぁ! 美樹ぃ!!」
「……あー、その、なんだ。すまんな、きよ」
『着実に美樹の中での二人の関係が凝り固まってますね……』
「あぁあもう! だから、違うってぇ!!」
二人の冷静な呟きを背に、俺は美樹を追って階段を走り降りるのだった。
後書き劇場
第四十五回「寒い……」
どうも、作者です。もうすっかり夏だというのに、寒い日が続いているんですが……どういうことなんですか!?
夏場にコート着なきゃいけないって何なんですか!? 部屋も寒いし!!
……失礼、取り乱しました。
俺「……寒いよ」
京「こっちは暑いぞ」
きよ「替わって欲しいぐらいだよ……」
女神『そうですよ、贅沢ですね』
俺「そんなこと言われても寒いもんは寒いんですよ」
女神『上着を着れば解決するんだからいいじゃないですか、寒さは。暑さはどうしようもないんですから』
京「まぁな……」
俺「脱げばいいじゃないですか」
きよ「脱ぐって言っても限度があるだろ……さすがに裸にはなれないし」
俺「なればいいじゃないですか」
女神『ふんっ!!』
ゴスッ
俺「ごむふろぁ!!」
京「お前は変態か……」
きよ「露出狂じゃねーかよ」
俺「家の中での話ですよ、家の中での」
きよ「……いや、家の中でも脱がないだろ」
女神『ですよね』
京「つーか今のきよの場合脱いだら色々と大変なことになるわけだが」
俺「ウヘヘな感じですかね」
きよ「うりゃぁっ!!」
ガズッ
俺「がるしこふぁ!!」
きよ「このエロ河童が……!」
京「こいつには容赦ないよな、お前」
きよ「当たり前だ。俺の悲惨な目の原因はこいつだからな」
女神『そうですよ! こんな奴に気をつかう必要なんてないです!』
俺「酷い言い草ですね……そうやって言うけど、きよさんだって女の子になったことで自分にハァハァしちゃったりとかしたことあるんでしょ!? 感謝してくださいよ!!」
きよ「うつべしうつべし!!」
ガンガンガンガン
俺「ぶふぉぁっ!? ちょま、ロープロープ!!」
女神『下品です』
京「おめーが言うな」
俺「誰か、誰か早く後書きを終わらせて!!」
きよ「…………」
ガスガスガスガス
京「おいきよが無言のバサークモードに入ってるぞ」
女神『仕方ありませんねぇ……それではみなさん~、また次回!』
俺「ここまで見てくれてありがとう! 作者でした!!」