表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

最後の有線大賞

先日放送された、第50回で終了となる日本有線大賞に、AKB48、乃木坂46、欅坂46が出場したが、大賞は氷川きよしが受賞した。




『11月のアンクレット』という曲の歌詞について。


新しい彼氏ができたこと伝えたかったのか。


君の勝ち!


『僕』よりも先に彼女の方が彼氏を見つけたということで、君の勝ち!ということなのか。


なぜかパンケーキが来ないで、話が進んでいくと。


で、『僕』が彼女を新しい彼氏の家に送っていくという顛末(てんまつ)だ。


『彼女』の方はさっさと新しい彼氏を見つけて、前の相手との思い出はさっさと片付けるが、


『僕』の方はいつまでたっても未練タラタラで、


『彼女』は『僕』より優しい相手を見つけたんだから、しょうがない、あきらめるか、という内容なんだけど、


『僕』にとっては、『彼女』より可愛い相手なんか、見つけられるわけない!と思って、だから、未練タラタラで、20何年経っても思い出を捨てられずにいるというのが本音だ。


麻友より可愛い相手なんか、見つけられるわけない!と思うよ。


男親や、男兄弟の気持ちといっしょで、『彼女』の相手がどんな相手でも結局気に食わない、というのもある。


ネガティブな妄想になってしまうが、『彼氏』を殺して、『彼女』を奪い去りたい、という、いけない妄想をいだいてしまう。


本当に、いけない妄想なんだけど、思うだけで、実行に移さなければ、それで終わると思うしかない。


だけど結局は、くれてやる、そのかわり幸せにしろよ、ということでおさまることに。


その方がお互いにさっぱりするというか、悔いのないあきらめ方ができる、というもの。




そういえば、氷川きよしが有線大賞を受賞した瞬間、荻野由佳が氷川きよしの真後ろにいた。


これまた、ずいぶんと、いいポジションにいたなと感じた。


だから、麻友が卒業したら、いよいよ本店が終わってしまうとも思ったのだが、この様子だとますますもって、支店の人気メンバーの寄せ集めになっていきそうな予感もしなくもない。


たとえは白間美瑠とか、荻野由佳とかもそうだが、他にも実は有望なメンバーがまだまだいそうな気配。


さて、50回続いてきた有線大賞も、これにて幕をおろすことになるわけだが、


音楽アーティストというのは、こういうところに出させてもらえてナンボの商売だから。


コアなファン向けだけで、それ以外の一般人には浸透していないから、毎年のようにヒット曲が生まれない、とよく言われる。


だけどそもそも、これだけ価値観が多様化している中で、『一般』って何なんだ?と思えるようになってきた。




『11月のアンクレット』の最後に麻友が、マイクを置いて終わるのだが、これは山口百恵の引退コンサートの時に、最後に山口百恵がマイクを置いたのと同じ演出。


やっぱり、山口百恵はいつまでも、後輩アイドルたちの憧れであり、目標であると。


それならば、それこそ三浦友和のような男を見つけないといけないなと。


そして『僕』はなぜか、麻友に昭和の曲を捧げることにした。


山口百恵の『さよならの代わりに』の演出で幕をおろすことになったが、


どうせ山口百恵なら、『いい日旅立ち』とか、


『僕』の気持ちとしては五輪真弓の『恋人よ』のような心境だよ。


岩崎宏美の『思秋期』『すみれ色の涙』『マドンナたちのララバイ』とか、


でも、思いきって涙など見せない、笑って卒業ということで、


森田公一とトップギャランの『青春時代』をかけるとか。


過去に縛られ暮らすことより、私よりも可愛い人探すことね、という2番の歌詞で、テレサ・テンの『つぐない』。


お酒なんかでごまかさないで、きっとあんたにお似合いの人がいる、という2番の歌詞の歌もある。


私の方が先に新しい彼氏を見つけたんだから、あなたも早く新しい彼女を見つけてよ!というような顛末(てんまつ)の、


『11月のアンクレット』という歌だった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして! 僕も1、48グループファンですので気持ちは分かります…。 とにかく「11月のアンクレット」はいい曲だと思います!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ