表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
comical/war Grail  作者: 乖離 エア
5/5

王都に来た最初の参加者

おまけ以外ジャンヌ視点です。

彼女は精霊族だけどそれに気づいていない、という設定です。

おまけは本作とは全く関係ありません。

「ひゃああああっほうううう!」

私は今空を飛んでいた。

なにこれ?めちゃくちゃ楽しいし気持ちいい。

え?経緯いるの?

まあ、一応説明するわ。


村を出たあと、歩くのがめんどくさくなってきたから、精霊さんに頼んで飛ばせてもらっている。

以上。


あ、王都が見えてきたわ。精霊さん、さすがね。村を出てまだ一時間位しか経ってないわ。丸一日はかかると思ったのに。


関所に着くまでには降りないと。

はあ、楽しい空の旅もこれで終わり。

ではここで一句。


空の旅 あの快感が 夢の跡


うん、我ながら結構いい句を読んだわね。




関所のまで来るとなぜか無人で、一台の機械だけがあった。


「何かしら、これ?」

私は不思議に思って近づくと、

ビービービー

という音が鳴った。

「え?なになに?これ私捕まっちゃうパターン?うわー、それだけは避けないと。って説明書きがあるじゃない。えー、なになに・・・」


説明(よく読んでね✨)


この機械は王都にいる生物以外が訪れたとき、鳴る仕組みになってるよ♪

招待状とかがあればこの機械にかざしてね。本物だったら王都にいる生物と認められて入れるよ☆

偽物だったら・・・ふふふ❤

この音はただ鳴ってるだけ。だけど、無視して王都に入ろうとすると・・・ぷっひじょう。

招待状などは原則一枚につき一人だけ有効。

etc...


「ああもう、長ったらしい。要するに『未開の地』から来たやつは王都からの招待状を出せってことよね。これでどうよ」


そう言って私は『アスファルト学園』からの手紙をかざした。


デデーン デデン デン デデン テンテンテーンテッテンテッテン テンテンテンテッテンテッテテン


ジャンヌは驚いた。

「まさかこの世界でが◯つかのアウト音やターミ◯ーター、ダース◯イダーのBGMが聞けるとは思わなかったわ」

でも、なんでこんなところにあるんだろう?

・・・まあ、いいわ。考えるだけ無駄だし。

それよりも早く王都に入りましょう。

私は王都に足を踏み入れた。


すでに王都にいる参加者は彼女を合わせて七人。


刻々と参加者が王都へと集まってくる。


参加者が揃い、争奪戦争が始まったとき彼らはどのようにして争うのだろうか。


それはせいは・・・神のみぞ知る。


「だから、いちいち僕を全知全能な存在みたいに言うなや!」 by聖杯




おまけ

出てこなかった人達」


「ねえ、カルナ?僕今回、出番無かったよ?」

「ん?別にそんなん普通だろ。主要キャラが十四人もいるんだから」

「そんなにいると、邪魔だ。よし♪今すぐ潰しに行こう。手始めに君からだ、カルナ!」

「ちょ、やめろって。あ、だめ。ぎゃああああ」

「ふふふふふ、これで僕の出番が増えるはずだ。ン?もう復活してきたのか。だけど。僕のために消えてくれー、我がライバル!」

「はあ!?冗談じゃねえ!俺だって出番欲しいんだよ。てめえだけじゃねんだ、ボケ❗」

「なんだと!?」

「ああ!?」



「必死だね、あの二人」

「そうだな、必死だな」

「そんなに出たいもんなのかなあ?」

「そういうもんだろ」

「そう言うラー君も出たいの?」

「・・・別に」

「今少し自分が無双するところがほしいとか思ったでしょ?」

「・・・」




「はあ、あいつらはいいのう。我らなどまだ名前すら明かされておらんというのにのう」

「そうだのう」

「「「「「「「ほんとにな(ね)(じゃな)」」」」」」」

「まあ、気長に待とうじゃないか。寛容さや忍耐力も王としての器だ」

「「「「「「「「それもそうだな(のう)(ね)(じゃな)」」」」」」」」







お読みいただきありがとうございます。

次は新キャラとラーマ、シータの話しを書いてみようと思います。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ