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comical/war Grail  作者: 乖離 エア
4/5

王都にいる参加者

場所は王都にある『王都だ!・・・なんちゃって学園』。


「なんだ?このふざけた名前の学校は?初めて聞いたぞ。ネーミングセンスのかけらもないな」


正門に立っているカルナがそう吐き捨てる。推薦の手紙をもらったのでわざわざ下見に来たのだ。


「しかし、おかしいな。手紙には『王都学園』とか書いてあるくせに実際の名前は伏せてるだあ?ほんとに腹立つな⁉」


いきり立つカルナにある声がかけられる。

「はあ、これだから君みたいな低脳な猿はいやなんだよ。ちょっとどきたまえ、猿」

声を発した主は青髪青眼の冴えな・・・冴えそうな男の子だった。


視点 カルナ

「ああ!?誰だ!」

俺はパッと後ろを振り向くと、幼き頃からのライバル?『アルジュナ』こと、かっぺ(笑)がいた。

「おい、ちょっと待て。今僕のことバカにしなかったか?なあ、したよなあ?」

な、なんで分かるのー?まあ、適当にしらばっくれるか。

「アー、ソンナコトイッテナイネ。キノセイダトオモウヨ。ハッハッハ」

「どうした、お前?今日調子悪いのか?」

本気で心配されたー!やべえ、まじでありえねえ。こいつには絶対心配とかされたくない。

ということでやってまいりました『カルナの教えて講座』。今日はこの人の名前と出来たら性格をみんなにお伝えするよ。

っと、そろそろ返事しないと怪しまれる。話題の切り替えも含めて、

「いや、大丈夫だ。それより『アルジュナ』こと、かっぺ(笑)はどうしてここにいるんだ?」

おお、俺ナイス話題のの切り替え。プロ目指せるんじゃね?

「僕はかっぺ(笑)じゃない!アルジュナだ。アルジュナ・リボ・カクサンだ!ちゃんとそう呼べ。」

おおっと、突っ込む所そこですか。読心術も使えるくせに。まあ、いい。それにしても面白い名前だなー。『アルジュナ』が『デオキシ』だったら遺伝子になっちゃうよ。


ン?おおっとそろそろお時間のようです。

それではこの方の名前が出たところで本日はここまで。次回はこの人の少ーし恥ずかしい過去を大量にお伝えするよ。ではまた来週『カルナの教えて講座』でお会いしましょう。さようなら。


ふうーーーーーー。

「いや、終わらせちゃ駄目だろ⁉なんだよ、『カルナの教えて講座』って。しかも得するのお前だけじゃないか」

ねえ、だから怖いって。なんで分かるの?

「ごほん!」

おおっと、わざとらしい咳払い。これは話題を変えようとしている。

「まあ、そんなことはおいといて」

あ、おいといていいの?君の将来に関わることだよ?

「僕がここにいる理由だったな?」

「あ!忘れとった。すまん。」

「き、貴様~。まあ、僕がここにいる理由は・・・」


要約すると・・・俺と同じだった。以上。

これ以上語ることは無いなー。・・・よし。

それでは今度こそまた来週、このチャンネルでお会いしましょう。


「僕、全然しゃべらなかったぞ」

「まあまあ、そんな日もあるさ」

「お前ばっかりしゃべりやがって・・・」ゴゴゴ

「え?」

「オマエサエイナケレバ・・・」

「そ、その思想はちょっと、い、いけないかな?ア、アルジュナ君」

「オマエサエイナケレバ―!」

「ギャー」


次にカルナは出てこれるのか。

それは誰にも分からない。

それは神のみではなく、聖杯のみぞ知る。


「いや、僕に振られても困る!?」by聖杯






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