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comical/war Grail  作者: 乖離 エア
1/5

死亡 そして、誕生

初めて書いたので短く下手です。

よろしくお願いします。


僕はある声を聞いていた

「君に死なれると結構困るんだよね。また新たに参加者を集めるのもめんどくさいし。」


え?どういうこと?僕は死んだの?参加者って?しかも誰?

だが、声は僕の疑問などお構い無しに話し続けている。


「だから君には力をあげるよ。誰にも越えられない圧倒的な力を。これをあげるからもう死んだらだめだよ。いいね?異論反論抗議質問口答えは許さない。向こうではある戦いに参加してもらう。戦いをどう征するかは君の自由だ。そして、戦いに勝ち残ってその手で僕を殺すんだ」


え?なんで?

「理由は直に分かるさ。後この事は君が向こうで5歳になったとき思い出すようにしておくよ。さあ、行っておいで。異世界へ。僕を手にする戦い『聖杯大争奪戦争』を行いに」

そして、僕の意識はそこで途絶えた。



「おぎゃー、おぎゃー」

「見て、あなた。生まれたわ。元気な男の子よ」

女が少し涙ぐんでいる。

「ああ、そうだな。俺たちの子供だ」

男も涙ぐんでいる。

「ええ、ちゃんと幸せにしてあげなきゃね」

「もちろんだ。名前ももう決めてある」

「へえ、どんな名前?」

「この子の名前は、カルナ。カルナ・フォン・クラウディウスだ」

「カルナ、いい名前ね」

「ああ、なんたって俺が考えたからな」

「ふふふ。ねえ、あなた?」

「なんだ?」

「今、幸せ?」

「もちろんだ。お前は?」

「ええ、もちろん幸せよ」

「立派に育てないとな」

「ええ、周りに恥じることのない子にしましょう」

「ああ。だがとりあえず今は目の前の幸せを味わおう」

「そうね。・・・カルナ」

「「生まれてきてくれてありがとう」」



この日カルナを含む十四人の命が誕生した。

この光景は十四人生まれた中の一つの家庭。


彼らは必ず合いまみえる。その時彼らが何を成すか。この時は誰も分からなかった。










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