一体ここは
今日は会社を休み家で普通に過ごしていたはずが、気がついたら目の前には広い草原が…果たしてここはどこで俺はなぜここにいるのか、そこで出会ったキツネ。こいつは秘密を持っている。が可愛い。そして男の子と出会い展開は左右される
昨日、東町の小学校に男が押し寄せ1人の男子児童が殺害されました。男の子は--
「またこんなニュースか」
最近はこんなニュースが多い気がする。
俺は、田中 圭だ。ごく普通のサラリーマンをやっている。
だが今日は調子をこじらせ会社は休んだ。
だがもう、人生なんてどうでもいいと思っていた。もう疲れたんだ。
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圭は眼が覚めた。自分でも何が何だか分からなかった、が、ウト寝をしたのだろうと軽い気持ちだった
そして辺りを見回す。そこには
広い広い草原が広がっていた。
《第1章》ここはどこなのか
一体ここがどこかわからない。そして何故自分がここにいるのかも全く分からない。
人も居ない。圭だけのようだ。
しょうがないのでどこに行くなど決める事もできないし歩く事に決めた
20分くらい経っただろうか。すると草むらの中から音が…圭はとっさに反応し
様子を伺った、そして
「そこに誰かいるのか…?」
と声をかけた。
すると中から出てきたのは、
キツネだった。
なんだよ、と思いつつ進もうとするだがどこからか
「おーい」
圭は背筋が凍った。辺りを見回すが誰も居ないなのでまた
「誰だ?」と問う。
するとキツネの方から声が
「僕だよ!見えるでしょ?」
・・・
先を進まなきゃな
「おおおおおいい!キツネがしゃべってます!ここにいます!」
信じがたい事だがキツネが喋った。
俺は受け入れる事ができない。だが一つだけ言える、こいつ
超可愛い。
なので俺は、一緒に連れてく事にした。
「イヤイヤ展開早すぎるでしょ!?僕の事見てびっくりしないの!?」
「いや、別に」
僕はクスッと笑った
あれ。笑ったのはいつ以来だろうか。わからない。最近全然笑えていなかった。
するとキツネが
「君の名前は?」
「俺は田中圭」
「なんか普通だね」
「うるさい。親に謝れ。」
「ごめんごめん」
キツネは笑いながら僕に謝った。可愛いので許そう。というか可愛いは悪い事だ。とても恨む。
「僕はキツネだよ!」
「いや見りゃわかるわ!!ってツッコんでよ!」
キツネが自演した。僕はキツネを見る。キツネは虚しくなる。
不意に俺は笑ってしまった、そしてキツネも笑った
俺はなんでここにいるのか聞いたするとキツネが
「う〜ん…聞きたい?」
俺は教えてくださいとお願いした
そして驚愕の言葉が出てきた、
「ここは"狭間の世界"成仏できなかった者がさまよう世界」
俺は言葉を無くした
《第2章》これから
意味がわからない。アニメでも小説でも無い。そんなことがありえるのか。
でもという事は…キツネに問う
「俺は…死んだのか?」
キツネは顔をそむける。俺は察しただがどうすることもできない。
そして悲しい事に死んだ時の記憶が無い。
そしてキツネは付け加えて
「だけどただ死んでも天国か地獄に行くだけなんだ。でもねここには成仏されなかった者が来る。だから狭間の世界と呼ばれる」
なるほどと言えない状況だそして
「生きかえる方法は無いのか?」
するとキツネは真剣な表情で
「それは無理だね。君は死んでしまっている。でも"成仏"する事ならできるよ」
生き返れないのはしょうがないが成仏できるならしたい、方法を聞いた。だがとても単純だった。
「現実に戻りある事を行う、すると成仏がされた事になる。単純な事だよ」
だが生きている頃には戻れない。どうすればいいんだ。するとそれを察したように
「そして生きている頃に戻るにはこの世界の神に頼めば簡単に行けるんだよねぇ〜」
俺はびっくりした
「お前なんで俺が聞こうとした事を」
だがキツネは無視し、
「その神が誰か聞きたいだって?」
「俺の質問にこた…」
「神なら君の前にいるよ」
キツネはニヤけた。俺は真顔。2秒後に
「俺の前にはお前しか」と呟きその2秒後に表情が凍った
まさか
こいつがこの世界の神様!?
「いや、それはおかしい…こんなやつが神だと…そんなんだったら誰でも神になれるんzy…」
キツネはムスッとして
「ねぇ、心の声聞こえてるよ?」
俺は慌てた、というかなんだこの状況
狭間の世界とかいう厨二な世界へ来てキツネに会いそいつが神だった…
いや全く分からん。心の整理が出来ない。
でもともかくわかったならすぐ行う事は
「俺を生きていた時の世界に戻してくれ」
とお願いする事、だがキツネは
「いいけど世界に戻っても死んだ事になってるからみんなの記憶には君は居ない。それでも大丈夫かい?」
そんな事はどうでもいい。さっさと成仏して地獄でもいいから成仏したい。
そして俺は
「わかった。大丈夫だ。だが戻ったらどうすればいい?」
キツネは冷静に
「死んだところで死んだ時の体勢で倒れたりなんなりして貰えば死後の世界へ行けるよ」
本当にそんなんで大丈夫なのか…と思ったが気にせず、なら今すぐにでも戻してくれ!と頼もうと思ったその時だった。近くで男の子の泣き声が
俺とキツネはその声を聞いてその子を探した
見つけたのは小学1年生か2年生くらいの子だった。ここで俺は
あれ、と思ったそして今1つの記憶がフラッシュバックした
朝のニュースで男の子が殺害されたというニュース。これが何を表すかは大体察した。この時俺は
この世界すなわち狭間の世界を信じることができた
俺はこの子を助けてあげいと思い声をかけた
「君…名前は?」
泣きじゃくりながら男の子は
「長崎 亮太だよ…ねぇままは!?ぱぱは!?ここはどこ!?もう帰りたいよ!!…」
大丈夫だからね安心してと声をかけすぐにキツネに
「なぁこの子も助けたいんだが助けられるか?」
キツネは
「つまり成仏させたい、って事か?」
あぁと相槌を打った。だがキツネはこう言った
「うーん…いいけど…」
キツネはとまどった
「なにかあるのか?」
するとキツネは
「いや、なんでもないさ。でもこの子だけでは心配だ。僕はもちろん一緒に戻るが君にも来て欲しいんだが。来てくれるかい?」
俺は即答だった
「あぁ、わかった。だから必ずこの子を成仏させたあげてくれ。頼む」
キツネはニコッと笑い
「わかったよお!僕頑張っちゃおうかな!」
そしてじゃあ俺は男の子に
「これからおじさんと行動しよう、大丈夫、一緒に帰ろう」
男の子は無邪気にうん!と元気を出してくれた、
俺はばかだ、人なんて助けず俺だけさっさと成仏して終わらせればいい事だ。だが
助けないなんて事も考えられるか。そんな事考えるなら一緒に
成仏したほうが絶対いい。
そしてキツネが
「よし!二人とも僕にどこでもいいからさわって!」
だがその前にと
「なぁ、俺はなんてお前を呼べばいい?」
キツネは
「そうだなぁ…いっちゃんとでも呼んでくれ!」
キツネは目を光らせ答えた
俺はクスッと笑い
「いっちゃんか、キツネと関係なくねえか?笑」
キツネは焦って
「うるさい!いいんだよいっちゃんで!!」
俺はわかったわかったと答え
よし、行こう
決意を決めこの男の子とともに生きていた時に戻る
初投稿です。かなりぐっちゃぐちゃですが、これからこれを書き続け頑張ろうと思います。皆様是非読んでみてください。めっちゃ面白いです((白目