ミニドラゴン後編です。
とりあえずミニドラゴンと戦う上で、クンカは魔力が使えないので囮として動いてもらいます。
その隙に私達が魔法攻撃を一斉に仕掛けます。
ぶい。
「いきますよ、皆」
よし、と皆は頷きます。
「まずはわっちでござるー」
スタタッ! とクンカは岩影から飛び出しました。
ミニドラゴンは飲んでいた水を噴出し驚きます。
「ほげぇ! 誰だお前は!」
「わっちはクンカでござる。和の国の忍で今はナルルが主人でござる」
「忍? 私はドラゴンだ! 見て驚いただろう!?」
「見ればわかるでござるよ。ミニドラゴン」
「ミニは余計だ。くらえファイアー!」
ズボボボボッ! とミニドラゴンは強力な火炎を吐き出します。
クンカは紙一重でそれを回避し、私達の存在にミニドラゴンが気付かれないようにします。
『……』
初めて行う三人の合体魔法の魔力が収束していきます――。
クンカはお尻を出してお尻ペンペン! とミニドラゴンを怒らせながら気を引いてくれています。
これならば炸裂します。
三人の天才魔法少女の合体魔法が。
「ミルキー、クンカ。行きますよ。気をしっかり保って」
『問題無し!』
白銀と赤と黒の魔力が渦を描くように混ざり合い、その圧倒的魔力にミニドラゴンは反応しました。
「何だその魔力は! 食べたいよ! 食べたいよー!」
そんな言葉を私達は無視し、クンカは私達の後方へ避難しました。
『ティエラヘブンリー・ルシェル!』
三人の魔力は虹色に変化し、一気に放出されました。
そしてミニドラゴンは魔力を飲み込みますが倒れます。
「あれ? やりすぎた?」
ミニドラゴンは倒しましたが、残念な事態になりました。
ダメージを与え過ぎてミニドラゴンはシズカの身体に戻れないらしいです。
全く……誰ですかミニドラゴンに魔法で攻撃しようと言ったのは?
ミルキー、シズカ、クンカの三人は私を指差します。
なので私はミニドラゴンを指差しました。
驚くミニドラゴンは謝ります。
そう、根本的に逃げ出す彼女がいけないのです。
私はその対処をしたまで。
終わり良ければすべて良しなので解決へ向けて動きましょう。
「ミニドラゴン。もっと小さくなってください」
「ミニ、ミニ言うな! あたしは大っきいのだ!」
『いや、ちっちゃいから』
「よってたかって言うな! バカ女共! 怒っちゃうからな!」
無理矢理ミニドラゴンを小さくします。
そしてシズカの口の中に入れました。
うーん……。
シズカはどうにも才能が有り過ぎて魔法制御に困りますね。
セーフティをかけられる魔法式を身体に施す必要がありますね。
でも、今はミニドラゴンを体内に戻す事が先決です。
「ほい」
「うきゃ!」
カンチョーをしたらミニドラゴンはシズカの体内に戻りました。
これで解決です。
「ぶい!」
すると、仲間の三人が続きました。
「ンゴンゴ! ぶひぶひ!」
「ぶひの情けでこざる」
「ぶっひ~ん……」
シズカ、クンカは良しとします。
問題はミルキーです。
何ですかその中途半端な色香は?
それでは駄目ですね。
罰ゲームです。
次の世界でもっと活躍出来るようにパワーを上げましょう。
「カンチョウをくらいなさい」
「え? やめてー」
ズボッと私の両手人差し指がミルキーのお尻の穴に刺さります――が、クンカに邪魔されました。
「あれ?」
「クンクン。これがわっちの匂い……ミルキーの方がいい匂いでこざる。修行不足……」
クンカのいじられたい病が発動しましたね。
誰かにいじられるのを快感と感じるクンカはミルキーに憧れさえ抱いています。
ミルキーはいじられるナンバーワンキャラですからね。私としては困ったもんですが。
さて、もう一度ミルキーに……。
「はう!?」
私のお尻の穴に衝撃が走ります。
快楽と混沌を混ぜわせたように私の中で何かの新しい感情が芽生えます。
いや、これは芽生えてはいけない感情ですね。
ヒリヒリとするお尻の穴を抑えながら、多少の快感を楽しむ私はその犯人を見ます。
「ンゴンゴ! ナルル油断大敵だよ」
犯人はシズカのようです。
困った弟子を持ったものですね。
ミルキーは爆笑し、クンカは珍しく笑い、シズカもンゴンゴ! と笑っています。
これは全員にお仕置きが必要ですね。
もう許しません。
「えいえいえい、やーやーやー、とーとーとー、ちっちっちっ」
空間のヒビに火炎、氷結、電撃、爆破系の美少女系無双コンボを叩き込みます。
『うきゃー!』
逃げる三人に追撃をかけます。
とりあえず三人を無双して倒さねばなりません。
なので今日はここまでです。
ぶっひ~ん。




