小惑星ナルルです。ミニドラゴンが逃げました。
小惑星ナルルです。
私の惑星ですね。
皆で温泉に入ります。
クンカの和の国はフンドシという下着があるのでそれは温泉に合うので持参しています。
と、今は説明をしてる場合ではありません。
シズカの体内にいた魔力源のミニドラゴンが脱走しました。
何でも食べてしまうシズカの魔力の源とも言える存在です。
そして、シュンと現れた忍のクンカはシズカと対面します。
「どうも! わたしはシズカですよろしく!」
「わっちはクンカ。よろしくでござる」
クンクンとクンカはシズカの匂いを記憶します。
クンカが来たので、ミニドラゴンを追いますか。
服を着たいのですが、残念ながら皆の服は洗ったばかりです。
困る周囲の三人に私は言います。
「ではこのフンドシで行きましょう」
『へ?』
私の提案に皆はキョトン? としてます。
シズカとクンカはフンドシを頭巾にしようとしてますが、すかさずミルキーが言います。
「これじゃおっぱい丸出しじゃない!ミニドラゴンって男でしょ?」
「いえ、オネエです。だから問題ありません」
「そうなの……でも、おっぱい丸出しじゃない」
「ここは私の小惑星ですから全裸でも問題ありません。それに貴女は特別に赤フンですよ? おそらく通常時より三倍の力が出ます」
「三倍? つか、赤フンとか目立ってしゃーないわよ。何でアンタ達が白でアタシが赤なの? リーダーだから?」
何故かリーダー面するミルキーに私は言います。
「私達は処女ですから。中古とは違うのです。中古とは」
「は? アタシだって処女よ! 純潔よ! 運命の人は白馬に乗って現れる王子様なのよ!」
「……」
私はミルキーの夢物語を聞かされます。耳が痛い……。
すでに納得するクンカとシズカはフンドシを装着してます。偉いですね。
「クンクン。顔を隠して尻を隠さずということわざがありますが、お尻隠しておっぱい隠さずとは画期的ですな。お色気の術として使えるかも」
「ンゴンゴ。そうだね。ちょっと恥ずかしいけど開放感があっていいかも。でも胸が揺れてちょっと困るかな」
隠れ巨乳の二人はやはり揺れるおっぱいが多少気になるようです。
しかし、そんな事は戦闘中ならば些細な事なのです。
「悩む必要はありませんミルキー。貴女は一番のちっぱいです。張り切っていきましょう」
「アンタだってあんまり変わらないでしょ? 貧乳!」
「私の胸は成長期ですからお構いなく」
「成長期? 千年以上生きてて成長期もあったもんじゃないわよロリ……」
ピク……と私の中から殺意が滲み出ます。
瞬間、クンカとシズカはミルキーの頭を引っ叩きました。
ナイス、ナイスです。
やはりこの二人は素直でいいですね。
私よりロリなのにおっぱいが大きいのが多少感に触りますが。
私はミルキーに赤フンドシをはかせます。
「三倍の力が出るならクンカも赤がいいで、ござる」
「え?」
いや、冗談なんだけども……。
そしてクンカも赤いフンドシをします。
そんなこんなでミニドラゴンを追跡しました。
※
惑星ナルルの地下洞窟の奥に行くと、ミニドラゴンが水を飲んでいました。
見つかりたくないのでフンドシ四人組はスタタッと私達は岩に隠れて見つめます。
「じー」
「ちょっとナルル。じーとかいらないから。黙って観察した方がいいわよ」
その小声のミルキーに答えます。
「それもそうですね。ミルキーの癖にまともな事を言いますね」
「何よ! って大声出せないし。クンカもシズカも静かにね」
「わたしはシズカだけど静かにしてるよ?」
「そうでござるよ。ミルキーは変な事を言うでござるな」
「そういう意味じゃないわよ!」
ふと、声が大きくなるのでミルキーの尻の穴に指を入れます。
すると、はうっ! という顔をしてミルキーは黙りました。
その指をミルキーの服で拭いてからミニドラゴンをまた見ます。
どうやらまだ気付いてはいません。
喉が潤ったようで、次は食事をしたいようです。
しかし、この洞窟には食事は無いでしょう。
「そうゆうわけで、誰が食べられて下さい」
『え!?』
三人のフンドシ女子は驚きます。
ヒロインが食べられるわけにはいかないので、他の人間が食べられるのがいいでしょう。
おそらくそれが王道です。ぶい。
「さて、誰がミニドラゴンに食べられます?」
すると、すかさずミルキーが言います。
「あのミニドラゴンはシズカの魔力源のミニドラゴンでしょ? ならシズカが食われるのがいいんじゃない? そうすればまた体内にミニドラゴンを吸収出来るかもしれないし」
「そうでござるな。それがいいでござる。あれはミニとは言え伝説の生き物であるドラゴン……和の国でもドラゴンという相手は神であるのでわっちも手を出せないでござるよ」
と、クンカもクンクンと鼻を鳴らし言います。
すると、ンゴンゴ! と混乱するシズカは反論します。
「でも何か怖いしミルキーが食われてよ。わたしはまだ魔術師見習いだし、もしもの時は魔力大覚醒の時みたいに大変な事になるよ? ミルキーならきっと根性あるし大丈夫だよ。よろしく!」
「嫌よ! アタシは食われるより食う方だから! だってそうじゃなきゃアタシはアタシでないし!」
「でもなー、ミルキーかクンカならミルキーじゃない? クンカは魔力使えないし」
「そうでござるな。わっちは魔力持ちではない。のでミルキーに全てを委ねるでござる。尊敬してるでござるよミルキー」
「え? そんな事を言われても……確かにアタシは頼りになるし、かわいいし……」
二人はそんなミルキーを無視し、雑談をしています。
完全に怒りましたねミルキー。
「うーん。やれやれ。そろそろ私が介入しないと不味いですかね。ミニドラゴンも移動を始めてますし」
と、凄く盛り上がってきましたが答えが出なさそうなので私が言います。
「では、私がやりましょう」
「いや、わっちがやるでござる」
「いーや、わたしがやるでし!」
「はぁ? アタシがやったるわよ!」
『どうぞ、どうぞ、どうぞ』
「どうも、どうも……っておい!」
と、私とシズカとクンカはミルキーに勧めました。
そんなこんなでミルキーに任せます。
でもミルキーがさみしい顔をしてるので、私は言います。
「では私が食われましょう」
『どうぞ、どうぞ、どうぞ」
「一発目でそう来ますか……腕を上げましたね」
皆がドラゴンに食われる気は無いのはわかりました。
ミニドラゴンは魔力が大元で動く存在。
ならばあのミニドラゴンの好物は魔力のはず。
なら肥えさせてあげましょうか?
「ならばよろしい。一斉攻撃を仕掛けましょう。ミニドラゴンの好物の魔力を叩き込み、一気に肥えさせるのです。よろしいですね?」
『オッケー』
そんな作戦で行きます。




