トイレで、、、!!
吸血鬼はトイレには行かなさそう!!
そんな声がそろそろ聞こえてきそうなので言っておきますが、、、、!!
正解は、、、、行きま、、、、す!!でしたー!
そんなぼくのトイレエピソードを今回は話して行こうと思うんだ。
いつもは外出先ではトイレは極力行かない僕だけれど、冬場のとても寒い日、僕は急に用を足したくなり歩いていた所からすぐのトイレへ急いで駆け込んだ。
そして急いで個室のトイレへ行こうとしたら、、、
2つしかない個室トイレは2つとも使用中だった。
立ちスタイル小便器の方には1人だけ使用していた。
3つあるうち1つ間に距離を取って用を足せば距離もあるしきっと大丈夫だろう。
そう思って僕は左端の方へと向かって用を足そうとした。
すると右端の人はすぐに出て行ってしまったけれど、、、、
ホッとしたのも束の間、、、、、、
そこに1人の男性が入って来た。
しかもわざわざ僕の横で用を足そうとしている。
しかもかなり酔っ払っているようで、体温もそれなりに高く足もフラフラでとても人間らしい無防備な姿がそこにはあった。
今にもこちらへ倒れて来そうで僕もなかなか自分の本来の目的も果たせずにいてしまっていた。
ていうか冬場なので手がガチガチに冷えてズボンのチャックが上手く下ろせないんだ!くそっ!
やっとの思いで用を出していると、、、、、
隣がこっちにもたれかかって来た!!
おいおいおいおい!!!
こんな夜中に吸血鬼と2人きりで、、、、、
いや個室トイレにも人はいるけれど、多分酔い潰れて寝ているようだ。イビキがうるさいうるさい!
もうこのトイレは2人きりのようなものだ!!!
久しぶりの感覚だ!!
鼓動が止まらない!!
こいつの血を頂いて、、、!!
いーや!だめだ!!!
と1人葛藤をしていると、、、、、ん?これは?!
くさい!!くさい!!ニンニクくさーい!!
こいつニンニクをたっぷり食べてやがるな!!
僕は大急ぎで用を足し、大嫌いなニンニクの匂いから遠ざかるため、普段全開で走ったら時速100kmくらい出るので危ないからその力は使わないようにしているけれど、それをフルに使い切りたくなるほど走って帰路に着いた。
人間はなぜあんなくさい食べ物を口にするんだろう。
120年間生きていてもその謎は深まるばかりだ、、。




