だめだ!!ララ!!
「頂上についたら、、、、、カップルはキスするんだって!私たちも、、、してみる?」
「え?!」
「もうすぐ頂上、、、だね。」
だめだ!!ララ!!
そんな対策は、、、、、
僕はまだ!僕はまだ!出来ていないんだ!!
そんなことをしたら、、、君を確実に傷付けてしまう!!
もうパラシュートしかないか、、、、、!!
と思った次の瞬間!!
(ギュイイイイーン!!ジャカジャカドンドンッ!)
観覧車の中にとってもロックな音楽が爆音で流れ出した。
その音楽は何だかとってもある意味ロマンティックな雰囲気からは程遠いものだった。
あっ!これはファンシーがいつもノリノリで聴いている音楽だ!
「何この曲!?なんか笑っちゃうね!」
ファンシー!ナーイス!!
そんなこんなで無事に?!一周回り切る事ができた。
そして難関だった降りる所は、ファンシーがスピードを最大限遅く調整してくれたお陰で何とかスムーズに降りる事ができたんだ。
「ありがとうございましたー!」
ファンシーは手を振って笑顔で僕たちを見送ってくれた。
(ファンシー!ありがとう!)
僕はファンシーに感謝のテレパシーを送り、次の目的地へと向かった。




