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洞窟、2人の世界
僕は美咲と洞窟に入った。見渡してみても青色一色だった。
神秘的な雰囲気を感じながらも、現実の世界にこんな空間が存在していることに驚きを隠せないでいた。
「綺麗……」
美咲が両手を握り、瞳には僕と同じ、青色一色の幻想的な風景が映っていることだろう。見惚れているのが手に取るようにわかってしまう。
僕自身も、美咲と一緒にこのシーンを見てたことに心を打たれている。僕は美咲の手を握り、美咲の顔を見ながら微笑んだ。そして、寄り添いながら、頭を撫でた。
「大切にしたいものが出来たよ」
そう僕は彼女に言った。
彼女は僕を上目遣いで見ながら、口を開けて、瞳が溶けている雰囲気をしながら
「……私もよ」
そう僕に呟いた。この幻想的な雰囲気には僕はいつも感謝してしまう。そんな場所だった。
ちょっとばかり恋愛系の描写が増えるかもです。かもなので分かりませんが笑
改編しました。2月18日 クレヨン様ありがとうございます^^