表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/25

恋愛、ドキドキ感の描写(出来てたらいいですね)。

 夕日のオレンジ色が姿を消し、星が見え出した時間帯。階段を駆け巡り、立ち入り禁止の札を飛び越えて、僕は学校の屋上に向かった。

 扉を開けるとそこには、明美という少女がポツンと体育座りをしていた。明美は僕の顔を見ると「遅いじゃない。待たせるんじゃないわよ」

 そう言いながらも、ニヤケ顔で耳を赤くしていた。

 僕は明美の横に座り、明美は僕の肩に顔を置いた。

「今日は何話してくれるの。べ、別にあんたの話を聞きに来たんじゃないんだからね」

「うん。分かってるよ。今日は……」

 そんな明美の頭を撫でながら、瞳を見つめた。

 輝いている一つの星を見つめるように。



 カーテンを開けると、日差しの眩しさで顔をしかめた。

 僕はベットに目を向けると、寝ている彼女を見つめた。

 よだれを垂らしながら、金髪のサラサラな髪がボサボサになっていた。

 シートにシミまでつけてやがる。本当に幸せそうな笑顔だだった。まるで赤ちゃんのようだ。

 昨日の夜は確か、『寝かさないわよ』と言ってたっけ。

 僕は机に散乱されていたウノ見つめた。

「結局全勝だったな」

 ボソッと言いながら、あくびをした。外を見つめながら部屋全体に光が満ちた時、僕も瞳を閉じた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ