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1-2 ワオ!パニックだらけの生活記 〜ポロリは脳内補完で〜

「あーあ・・・たりぃ・・・」

家に帰り着いた雷。

いつものように何もすることも無く、だらだらーっとくつろいでいる。

ゲームもしなければテレビも見ない。

やることといえば風呂と飯だけのようなものである。

「はぁ・・・いつからこんな生活になったんだっけなー・・・」


そして時間は刻々と過ぎてゆく――――

「ん?あー、こんな時間か・・・そろそろ寝るか・・・ふぁぁ・・・」

布団を出し、眠りにつく。

「そういや今日助けたあの女なんだったんだ・・・? ・・・ただの女子高生かな・・・」

「・・・まぁいいや、別にどうってこともねぇし・・・」

欠伸をしながら今日の疲れを癒そうとする。


―――――翌朝

「今日も良く寝た・・・っと」

いつものように目を覚ます。

「今日は何しようか・・・」

と、呟いているとあることに気がついた。

「えーーっと・・・ここは・・・どこだ?」

キラキラと輝くシャンデリア、ふかふかのベット、どこの誰がつくったかも分からないような肖像画、そして真ッ広い部屋。

明らかに雷の部屋ではないし、知っている場所でもない。

「うん・・・こりゃきっとあれだ、夢。ドリーム、イッツアドリームだ・・・」

と、この状況を夢だと判断する雷。

「こんなことあるはずがない・・・。まぁあってほしいといえばめちゃくちゃほしいわけだが・・・」

そこまで喋っていると不意に扉が開く。

「あ、入っていいッスよー」

完全に夢だと思っている雷は来客を容易に受け入れている。

しかし、そこに居る人物が目に入ると瞬時にその心情を変える

「・・・ッ!?」

「やーやー、昨日の筋肉馬鹿ではないか。おはよう」

なんとそこにいたのは

「お前・・・昨日の・・・」

昨日不良三人から助けた少女である。

「おー!覚えてくれてたんだねー!わたしーさびしかったー」

「喋り方変えんな気色悪い!」

「少しは動揺してもいいではないか・・・」

「ところでこりゃあなんだ!?なんか幸せそーな夢なんだが」

雷は少女にこれが夢であるということを確認する。

「夢?何を言ってるんだお前は、これは現実だぞ。ノンフィクション、この物語は実在の人物、団体と著しく関係があります、だぞ。・・・このフレーズいいな!」

少女は自分で考えたフレーズを褒め称えている。

「夢じゃない?・・・これはまたリアルな夢だな・・・」

雷はまだこの状況を夢だと思っている。

「・・・まーだ夢だと思っているのか。仕方がない、ちょっとこっちへこい」

「お、おぅ・・・」

少女は雷を自分の元へと呼びかける。

そして雷が自分のところにきた瞬間

「それぇ〜」

少女は指をパチンと鳴らす。

「何をしてr・・・・・・ッッッッッッ!?」

すると雷の頭の上から金盥が落ちてくる。

雷は痛そうに頭を抱える。

「ハッハハハハ!面白いなーお前」

「笑い事じゃねえ!本ッッ当に痛いんだからな!」

「すまないすまない・・・。だけどこれで分かっただろ?」

「何が」

「これが夢じゃないってことだ」

「あ」

痛みと共にこの状況を把握する雷。

そう、これは夢ではないのだ。

「ノンフィクション!ヤフー!」

少女は嬉しそうに笑い転げながらそう叫ぶ。

「っつーことはなんだ!?この家はてめーの家ってことか!?」

「お、勘がいいねーボクー?あとで飴ちゃんあげよう」

「子供扱いするんじゃねぇ!」

「ちょっとはノリツッコミぐらいしてくれ」

少女は呆れながらそう言う。

「うっせえ!こちとら聞きたいことは山ほどあんだよ!ここはどこだお前はなんだどういう経緯でこうなったここはどこだ!?」

「ここはどこだって二回言ったな」

「うるせえ!」

少女は笑っているが雷は本気である。

「まぁまぁ、一つ一つゆっくり教えてやる」

「おぅ」

「まずここはどこだ、だな?」

「そ、そうだ」

「まずここの地域は霊陽区、お前も知っているだろ?」

「・・・あー、俺が住んでる明戒区の横か」

「そうだ、そしてその南側にあるのが、ここ」

少女は床を指で指しながら言う。

「お屋敷かなんかか・・・?」

「普通の人間なら日本でお屋敷なんて言葉簡単に使えそうに無いのによく出たな」

「うるせぇ」

「まぁ・・・お屋敷みたいなもんだな、そこのところは後で説明しとく」

「そして私のことだな」

すると少女は手の平を胸に当てて

「私は白夢、岩崎白夢(イワサキハクム)だ。岩崎家次々期当主・・・とでも言おうかな」

「と、当主ぅ!?」

「お屋敷という言葉は出たのに当主という言葉が出ると過剰反応するんだなお前」

「そんなことはいい!」

「お前、『うるせえ』以外の言葉も出るんだな」

「うるせえ!」

白夢はクスリと笑う。

「・・・そして最後の質問・・・、どういう経緯か。だな?」

「お、おう・・・」

「お前は昨日、私を助けただろう?」

「ああ」

「そして、お前が適任だと思ったんだ」

「何の?」

「私の近衛執事に。だ」








―――――そして

この少年を巻き込む大変な生活が始まる・・・

「はい、OPいれてー!」

「そんなんねぇよ!」

・・・はい。どうも初めまして、光虎と申します。

ここまで読んでどうでしたでしょうか?

「面白くねぇw」の方や「そんなことより野球しようぜ!」の方や「どうでしたでしょうかって日本語おかしくね」の方も色々居ると思います。

さてこの作品、これからも続けていくつもりですが

作者はゆとり学生で部活やってるくせに非リアな青春少年です。

そのため執筆速度は遅いです、通常の三分の一もありません。

そんな駄目人間でよければ読んでやってください。

大丈夫です、この小説を執筆する方法は108あります。嘘です。実はそんなにないです。

「なんだこのノリwww」って思った方がいてくれると嬉しい限りです。

では、出来る限りお楽しみください・・・

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