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同居人

短い回です

蜘蛛女(アラクネ)ことマシラさんの案内により今日の寝床となる家にたどり着いた


「この家を自由に使ってくれていいよ、それと後で同居人がくるからね時間をあけておいておくれ」


そういうとマシラさんは家から離れていった


とりあえず荷物の整理をしなくては


あまり多く持ってきてはいないけどな


「ケトス様この家個室が3つとお風呂場それに調理場とある程度整っているみたいです」


カンナが家の中を行き来し少しうれしそうに話しかけてきた


「そうみたいだね、カンナ荷物の整理手伝ってくれる?」


「はい!」


「僕も手伝いますよ」


「ありがとうございます」


ヒューレンさんも手伝ってくれるようだ


数十分後


「これで一応整理できたかな?あまりないけどね」


個室3つの内2つは既に俺とカンナで割り当てられている


ヒューレンさんはどうぞ選んで下さいと笑顔で俺達の事を優先してくれた


荷物の整理が落ち着いた頃


玄関の方から声が聞こえてきた


「どれ、ちょっと入るよ大丈夫かい?」


マシラさんとカンナと同年代?の女の子が入ってきた


髪の色は赤茶色で特徴的だった


「話は聞いていると思うけどね、この子が地竜の娘だよ」


地竜の娘?この子が?


「どうも、ここで一緒に風竜の子と生活させてもらうイシュトと言いますよろしく」


淡々としてるな


「ところで風竜の子はどちらですか?何も聞かされていないもので」


「風竜の子はこの子だよ、仲良くしてあげてください」


ヒューレンさんが俺の方にきて紹介してくれた


「風竜ファヴニールの息子ケトスですよろしくお願いします」


「君が・・・?もう竜玉に触れているってのは本当かい?」


「はい、ここに来る前に竜玉の間で風竜領の竜玉には触れてきました」


「信じられない・・・覚醒前に?」


はて・・・覚醒とは・・・?


「・・・?」


覚醒の意味がわからないので何の事だという顔をしていたら


ヒューレンさんが変わりに返答してくれた


「おそらく素質があるのだと思われます、ですから各地の玉の間へと送り出したのでしょう」


「そう・・・わかりましたこれからよろしくケトス君、それと君は誰?」


「ケトス様を守るよう言い付かっている侍女のカンナです、私も薄いながら竜人の血を受け継いでいます」


「なるほどね、カンナはアタシと年齢が近そうだね仲良くしよう」


「はい、よろしくお願いします」


一通り自己紹介が終わったところでマシラさんが声をかけてきた


「もういいかい?自己紹介も終わったところだし、今日はもう休みな疲れただろう?」


「そうですね、後は若い人達にまかせて僕らは退散しますか」


「失礼な竜人だね、まだアタシャ若いってんだよ」


確かに容姿は若いな


「ではケトス君僕らは少し大人の話し合いがあるのでもういきますね、今日は早く寝て疲れをとるといいよ」


そういうと二人は家から出て行った


「えっと、二人はもう部屋は決めてあるのかい?この家3部屋あるって聞いたからさ」


「そうですね、私とケトス様は決めましたので残った方でいいですか?」


「早いもの順ってヤツだね、わかったよじゃあ残った部屋に自分の荷物を運ぶよ」


そう言って一緒に持ってきた荷物を持ち奥へと入っていった


「大人の話し合いって何だろうねカンナ」


「え!あ、そうだ!食事にしましょう!調理場があったのでつくってきますね!」


顔を赤くして調理場の方へと行ってしまった


何だろうか何を勘違いしたのか


カンナは昔から変にませているところがあるような気がする


少し頭がいいのが原因なのだろうか、わからん・・・


そう考えていると居間にイシュトが戻ってきた


「カンナはどこ行ったの?食事をつくりに行った?そうかい」


「荷物整理はやいですね」


「あまりないからね」


会話が続かない・・・


「ここはね、平和だたまに瘴気をまとった魔物が出てくるけどアタシ達はここで力をつけよう」


ん?何の話だ


「ここにいるアタシと君は竜の血を濃く継ぐ者だ成長すれば黒竜達にも負けないだろう」


あぁ、そうか地竜領は黒竜に・・・


「父さんだってあの時一人じゃなかったら・・・」


「俺に何が出来るかわからないですけど、とりあえずは今出来る事をしましょう」


きょとんとした顔でこちらをみた


「年下にしかもこんな年齢の子に返答は期待してなかったんだけどね」


苦笑していた


「おなかすきましたね」


「そうだね、お腹がすいたよ!ケトス!今出来る事はたくさん食べて力をつけることだ!」


そんな話をしている内にカンナが簡単な食事を持って居間にやってきた


小さな机に3人分の食事をならべて


ささやかな夕食がはじまったのだった

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