事態の急変
「さて、姉さん結構深刻な事態になりました」
今俺達は自宅の居間にいる
ヘレネス、カンナ、母さん、俺、そしてヒューレンさんがその場にはいた
俺の叔父ヒューレンさんが話し始めた
「地竜領の竜脈に黒竜どもが姿を見せている事はお聞きのはずです」
竜脈何度か過去にも話に出てきた単語だ
「そうじゃの、しかしヤツらは竜穴の結界をやぶれなかったはずじゃないのか?」
「はい、以前はそうでしたが今回結界が破られ地竜領の核とも呼ばれる竜玉を奪われてしまいました」
「な!なんじゃと!?」
「母さん?」
「ケトス・・・」
「ケトス君にも関係のない話じゃないわけですし、姉さんそろそろいいのではないですか?私から説明しましょうか?」
「ヒューレンよそれには及ばぬ我の口から説明しよう、いつかは知る事になるのじゃ」
「そうじゃな何から説明したものか、竜脈の事についてかの・・・」
少し悩み母さんは話しはじめた
「竜脈とは竜穴に向かう力が流れる場所の事じゃな、そして竜穴とは我ら竜人の力の源となる場所の事じゃ
我ら竜人は竜穴を守る使命を背負っておるそしてその竜穴を守る竜人が各地に住んでおるのじゃ
風竜・水竜・火竜・地竜この4種族の竜人達がいまもなお竜穴を守護しておる」
「母さんは風竜と呼ばれていましたね?もしかして・・・」
「いかにも我は風竜ファヴニールこの地を守護する風竜領領主じゃ」
「母さんがこの地を守る竜人・・・」
何だか話がでかくなってきたつまり俺はこの地を守護する竜人の息子だという事だ
「地竜領がやられたということは四大の力関係に亀裂がはしった事になるの」
「姉さん行くのですか?」
「我はここから動けぬ、ガルズは無事なのか?」
「ガルズ様は重傷だそうですまた瘴気の影響もあるそうで今は凍結状態だと聞きます・・・
しかし一人娘のイシュト様は難を逃れて今はアーカーシャに身を寄せているそうです」
「アーカーシャか・・・」
「姉さん決断してください」
しばし目をつぶり沈黙した後母さんはこうきりだした
「ケトス、各地をまわり竜人の協力を得て竜玉に触れよお前にしかできんだろう我では・・・」
「な!?正気ですか姉さん!こんな子供に行かせるなど!」
俺は驚きのあまり目を開いたまま固まってしまっていた
何故俺が?という疑問で頭がいっぱいだった
しかし母さんがその答えを言ってくれた
「ケトスよお前は竜人であり竜人以上の力を持つ可能性がある子じゃ四大以上の力をな・・・
我は聞かされたのじゃそして感じた我が身にもな、勿論一人では行かせぬよ
カンナ!お主の力が必要になるだろうケトスに同行せよ!」
「謹んでお受けいたしますファヴニール様」
今まで黙してたカンナが静かに返答した
厳しい顔でヒューレンさんが口を開いた
「姉さん・・・僕がアーカーシャまで送ります」
「うむ、当日は頼んだぞ 一度領民にも顔をみせておきたい事だしの」
「明日日中に人を集めろ我が話しをしよう」
俺の生活は一体どうなってしまうのか今後の事で不安になってしまった
その事が顔に出ていたのか
カンナが近くによってきた
「大丈夫だよケトス様私も一緒なんだから」
この時俺の年齢は5歳カンナは8歳だった




