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●ルール●  作者: 蓮美
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第1話

長い連載にはならない予定です。楽しんで頂けたら嬉しいです!

人を愛すのにルールなんて必要ですか?



「まりえー!起きてよ早く行こう。」


部屋に入ってきたのは私の双子の妹。

まりな。

そして私が姉のまりえ。


私達本当似てるんだ。

小さい頃から親にでもいつも間違えられてたし。

顔は似てても中身のできは違うけど。

妹の方が頭良くて、スポーツが出来る。

昔からよく比べられて

「まりえの方がお姉ちゃんなのに。」って言われ続けてた。



わかってるよ。



私がしっかりしていつでもまりなを見てるから。


そう昔から思っていた。


何で顔そっくりなのに中身がこんなに違うのか。


「早くー!学校遅れちゃうって!」


「「わかったってば。」」


まりえは渋々起き上がり用意を始めた。

まりなは本当早起きだし、しっかり者。


「まりえー起きるの遅い!少しまりなを見習いなさいよ。」


ご飯を急いで食べるまりえに母が愚痴をこぼす。


「「はいはい。」」

こんなのいつも通りで慣れっこになっていた。

いちいち気にしてらんないよ。


ご飯を食べ、多少化粧をしてからまりなを追い掛ける様に家を飛び出した。


「「待ってよー。」」


息を切らしながらまりなに着いて行く。


「待ってたら私まで遅刻しちゃうもん。」


ぷくっと口を膨らまし、まりえを見た。


風が吹くとサラサラとなびく綺麗な黒髪。

猫目だけどパッチリとした綺麗な目。


朝寝坊なんかした事ない。毎日しっかり用意されている。


そして制服からスラリと伸びる手足。

可愛い笑顔。


双子だとわかっていてもついつい見入ってしまう。


私も周りから見たらこんなんなのかな?


でも髪に寝癖が多少残っているまりえは、手で髪を直しながら学校へ向かう。


『おはよー。』


後ろから声をかけてきたのは幼なじみの雄太。

昔から仲が良くて、2つ上の先輩とは思えない位。

二人にとっては頼れるお兄ちゃん的存在だった。


『まりえー、今日も寝癖ついてるって。』


頭をポンッと撫でられる。


――ドクンッ――


「「わかってるし。てか触るなよー!」」


まりえは雄太の手を振り払い、寝癖をまた気にした。


「まりえはそうゆうのあんまり気にしないからね。」


『まりなとは大違いだ。まりえは男みたいだもんな本当に!』


ケラケラと雄太は笑う。



「「わっ私は男になりたかったんだもん。」」


意地をはったように口を尖らせた。


『まりえが男で俺が女なら絶対まりえに惚れてるわ!』


私そんなに男らしいのかなあ?

自分じゃわかんないけど。まあいいけどさ。


「まりえはまりえだし、それでいいと思うよ。そおゆう人が好きだって人居るしね☆」


まりなはクスッと笑いながらそう言った。


「「そうだね…。」」


私は周りにどう思われたっていいんだよ。でも好きな人には私のままでいいって想われたいだけ。

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