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アーク  作者: Masa
33/37

ep.33 隠しクエストクリア!

皆がひとしきり笑い終えると、高貴そうな人物は改めて自己紹介をした。

彼の名は堕天使ウリエル。太古の昔から、魔物からこの街を守護する天使たちの一人だったという。


「長い、長い時が流れた……。この街を守るバリアを維持するためには、常に神聖力を放出しなければならなかった」


ウリエルは遠い目をして語り始めた。


「一人、また一人と、仲間たちは倒れていった。だが、天界の連中は、この埒のあかない状況を変えようとはしない。そのやり方に業を煮やした私は、残った天使たちを連れて、魔物の本拠地へと向かおうとしたのだ」


しかし、それが原因で街のバリアは解かれ、街は壊滅状態に陥ったという。


「それが天界の怒りを買い、私はこの地に封印されることとなった……。だが、諸君らが封印を解いてくれたおかげで、私は再び神聖力を取り戻した。そして今、この街に永久的な天使の加護を付与しよう」


ウリエルがそう告げると、彼を中心に神聖な光が溢れ出し、それが街へと降り注いでいくのが見えた。


システムメッセージが脳内に響き渡った。


【クエスト『堕天使の解放』をクリアしました!】

【報酬:街の周辺に出現する魔物の弱体化、及び経験値増加。交易品の増加。】


クエストクリアの達成感と、ウリエルの意外な姿に、ジャスミンは隣のアークに話しかけた。


「アーク、楽しそうだったね」

「だって、封印されてるのにめっちゃ優雅にティータイム嗜んでるんだぜ? 笑うだろ。シナリオ考えたやつの顔が見てみたいよ」


アークはまだ笑いが止まらないようで、涙を浮かべた目を細めて言った。


「あはは、そうだね!」


ジャスミンもつられて笑った。

そんな会話をしている時だった。


「ごめんな…ありがとう。」


アークの体が、ゆっくりと淡い光に包まれ、そして、消えた。

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