表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーク  作者: Masa
30/37

ep.30 希望の光

「さあ、アーク。行きましょう。第1の塔を攻略するわ」


ジャスミンが促すと、アークは小さく頷いた。

パーティは、彼の圧倒的な先導で第一の塔を駆け上がっていく。

道中の魔物は、アークの精密かつ俊敏な動きの前に、為す術なく沈黙した。

たった数十分で、パーティは最上階へと到達し、堕天使の封印の一端を解き放つことに成功した。


その時、システムメッセージが脳内に響き渡った。


【第一の塔が攻略されました。街の南東に第二の塔、南西に第三の塔が出現します。】


そのメッセージと共に、王都の南東と南西に、禍々しいオーラを放つ巨大な塔が、まるで地面から生えてきたかのように現れた。


「なんてこと……まだ二つも……」


ジャスミンは愕然とした。

これでは、ブライアンに残された時間で、すべての塔を攻略するのは不可能だ。

彼女はアークに視線を向けた。

彼の顔は、いつもと変わらない。

諦めを知らない少年の横顔に、ジャスミンは胸の奥が締め付けられるのを感じた。


その時、街中にいる全てのプレイヤーの頭上に、まばゆい光の通知が届いた。

それは、隠しクエストの解放を知らせるものだった。


【隠しクエスト『堕天使の解放』が、全プレイヤーに解放されました!】


そして、その通知の下には、ジャスミン達には届かなかった秘密のメッセージが添えられていた。


ジャスミンは、突然のクエストの解放に息をのんだ。

これなら、このクエストをクリアすることができるかもしれない…!

ジャスミンは、隣に立つアーク、そして現実世界のブライアンの姿を思い浮かべた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ