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とある転校のきっかけで…  作者: 鈴音~suzune-~
8/8

転校のきっかけ

読んでくれてありがとうございます泣


今回で最終回です‼

このまま気まずいのは嫌と思ったのか急に瑠香は話を続けた


「さなは…、龍馬と幸せになるべきだよ」


そういって悲しげにニッコリと微笑む


あぁ…、やっぱり瑠香のこの笑顔が大好きだ


それを壊そうとしているのだ


「龍馬くんは…、私のことなんて好きじゃないよ」


「え⁉」


瑠香は理解ができずに困り果ててさなの方を真剣に見つめている


「…どうゆうこと?」


分からないのは当然だ


だって瑠香…、あの場所にいなかったもんね…


私のことは好きじゃないかとと言ってこの「好き」は収まるはずがない


「瑠香が…、龍馬くんと付き合いなよ」


築けば自分の口からこのような言葉が漏れていた


これには自分も少しびっくりした


「え?」


そのまま勢いでさなは話を続ける


「龍馬くんのこと…、恋愛的に見て好きなんでしょ?」


こんなこと言っても意味ないんだけどね…


「はぁ⁉ そんなことない…し」


瑠香は慌てた様子で答えた


「嘘」


「えっ⁉」


瑠香は頬を少し赤らめている


これくらいきづけるっつーの…


「もうわかってるよ、瑠香の感情くらい」


さなはもうこれでよかった


「好き」をゆっくり忘れていくつもりだった


どうせ龍馬くんの好きな人知っちゃってそれが瑠香だとはね…


もう三角関係だよ…w


争いになりたくない


だから私はこの恋ここで終わります


ありがとう


龍馬くん


「やだ」


瑠香の口から強い言葉が漏れた


「えっ?」


「私はっ…、さなの恋を応援したいの…」


瞳には涙をためている


「親友の初恋を…、私壊したくないよ…」


弱々しく瑠香は地面に崩れ落ちる


瑠香は人に弱いところを見せない性格だ


目の前で泣いている瑠香なんて幼馴染であった龍馬でさえ見たことがないと言っていた


「だから‼」


またニコッと笑って言葉を続けた


「私はさなを応援したいんだ」


そういい、瑠香はさなをしばらく見つめ笑った


「さなの彼氏が龍馬になるところ…、私に見せて」


そういい、さなの手を強く握った


瑠香の手は多少震えていた


「瑠香は怖いんだね」


「え…?」


「龍馬くんとの友達関係が怖かったんでしょ、だから壊したくなかった」


それを聞いた瑠香は無言でうつむいた


「気まずくなっちゃうもんね」


さなは追い打ちをてかけるように少し微笑む


「私ね、転校前にたくさんいじめにあってきたの、毎日いじめていた人たちは私のことをばい菌扱いして「さな菌」と呼んでたの、「さなに近づいたら変な感染症にかかるぞ」って言われたりしたりして私のことを助けようとした「岬 久実」ちゃんって子がいたんだけど、その子もいじめられて不登校になった、親にも捨てられたの、これ以上私は不幸になりたくないの」


「ごめんなさい、私本当にさなのこと分かってなくて…、龍馬にいってくる」


「何を?」


さなは首を傾げた


「今日でさなともさよならだね」


「え?」


翌日


瑠香は人が変わったようにっ学校中を暴走した


龍馬には様々な暴言を吐いた


さなには「ごめんね」といい、腕に浅い擦り傷をつけた


それをちょうど目撃した龍馬は瑠香のことを嫌いになったんであろうか、いつの間にか瑠香と距離を置くことになっていた、それ以来瑠香に近づく者は誰一人いなくなり、問題児として学校中で有名になり、生徒をたくさん傷つけて強制退学処分となった


「瑠香…、どうしたんだろうな」


悲しそうに龍馬は言った


「前までは明るい優等生で、人の気持ちを考えられる優しい子だったのに」


「そうだね」


瑠香は「自分はここにいてはいけない」と思ったのか最終的強制退学になるような行為をしたのだ


私に傷させる時、瑠香の手と脚が…、震えていたんだよね…


「龍馬くん、元気だそ、落ち込んでいても瑠香は帰ってこないよ…」


そういったさなの口元はわずかにあがっていた

ご愛読ありがとうございました泣


ちょっと、サイコパスになってしまいました…w


さて、この回で最終回でございました


この小説は満足いただけたでしょうか…?


それはともかく、また新しい小説も書くつもりでいますので是非その時はよろしくお願いします


それではまた次でお会いしましょう


end

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