表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/17

撤去作業

 白石が運ばれていく中、クラスメイトは委員長の指示の元セットの後始末をすることになった。


 クラスメイトはそれに従い自分の担当のものから順に片付けていった。


 真面目に片付ける中で一部はそうでない人もいるもので、セットが壊れた原因を探っている人がいた。


 委員長もそんな人間もいることは分かっているので、咎めることはしなかった。


 そして片付けが進んでいく中、真面目に片付けていた生徒がとあることに気がついた。


 「このセット切れ込みみたいな傷が沢山入っているんだけど」


 クラスメイトは騒然となる。壊れていたセットはボロボロで結局何も分からなかったのだが、何事も無かったセットの方に細工がしてあることに気が付いたのだ。そしてその生徒は続けて言う


 「もしかして俺たちのセットって全部壊れるように切れ込みが入れてあったんじゃないの?」


 クラスメイトはそれを聞き自分たちのセットを確かめた。


 すると、背景のセットの多くに切れ込みが入っていた。


 そして、委員長と白石が同時に出る場面に使用されるセットはより切れ込みが大きかったのだ。


 クラスメイトは委員長と白石を狙った犯行ではないかとの結論になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ