5.狐兄弟
ギアとグロームの喧嘩から数日が経った。
狐の仮面を付けた2人組が夜道を歩いている女性を見ている。
狐1「お姉さん、1人で歩いていると襲われるよ?」
狐2「こんな風にね!」
そう言った瞬間 2人の狐は女性に襲いかかった。
そして、悪夢の本拠地では…
キング「最近、夜道を歩いていると狐の仮面を付けた2人組に襲われるという事件が多発している。目撃者や被害者の証言によると2人は兄弟みたいだ。」
ギア「兄弟でギャングか。気味悪いな。」
キング「ギャングかどうかは判別つかん。ただ、狐兄弟と言われ恐れられている。
そこで、俺たちにサツから頼みがあるらしい。」
ガンジュ「多分、倒せっていう内容だろ?比較的、俺たちは犯罪者ぶっ倒してるからよぉ。」
キング「ご名答、いかにもそういう内容だった。そこでお前らに命令を出す!」
キングは、全軍の前に立って言い放った。
キング「俺たちはサツから命令を下された!これから狐兄弟を見つけたらすぐ自分の隊長に連絡を入れろ!!それぞれの隊長は潰せ!」
この一言に盛り上がる一同。
その帰り道…
狐兄「危ないっすよ!」
狐兄はまた女性を襲い始めた。
クルっー
狐兄【躱した…】
狐兄「あんた 何もん?」
ダンス「あんたら 誰に手を出してんのか分かってんのか?」
狐兄弟が襲おうとしたのは、三番隊隊長"ダンス"だった。
狐弟「兄貴、こいつ見たことある。」
ダンス「私は 悪夢の三番隊隊長 ダンス だ!」
狐兄「へぇ、ああいう偽善者嫌いなんだよね。殺すけど悪く思わないで。」
そう言い放つと 狐兄弟はダンスに襲いかかった。