4.悪夢のグローム
グローム「はぁはぁ.......。」
キング「ったく、馬鹿馬鹿しい喧嘩はやめろ。仲間同士で争う必要はねぇだろ。」
ダンス「グローム、帰るぞ。」
ダンスはグロームの肩を持ち、歩き始めた。
グローム「サンキューな...ダンス…。」
ダンス「ふんっ、別にお前が心配でこうしてるんじゃない。私もあんまり好きじゃないんだ。ギアのやつ。」
グローム「でも、実力は本物だ。ガッドが弟子にしただけはある。」
ダンス「私も、ガッドさんには憧れていた。創設メンバーではないけどね。なぁ、グロームが入った時のこと聞かせてくれないか?」
その頃のギアとキングー
ギア「なぁ、キング。」
キング「なんだ?」
ギア「俺の前の代はガッドだったじゃん?悪夢にグロームが入った時の話を聞かせて欲しいなぁ。」
キング「話してなかったか?」
ギア「ああ。ガッドからも聞いてない。」
キング「じゃあ、少し話そうか。」
グローム「創設にはもっと深いもんがあるんだ。」
2012年 1月1日 元日の話だった。
キングはいつもレンジとやり合っていた。
ケリがついたことは1度もない。
そこに介入したのが、ガンジュとグローム。
キングは、ガンジュと共に悪夢を創設した。
グローム「そこに、前三番隊隊長のメアルが入ってきた。」
キング「メアルは強いやつでなー。普通の男よりも強かった。」
グローム「そして、俺が入った。二番隊が空いてるから二番隊の隊長になれると思ったのに。」
キング「実際、俺はグロームを四番隊の隊長にした。」
グローム「俺は…メアルにも勝てなかった… だから四番隊だったんだ。」