3.認めない
ギアは黒豹の第13支部を潰し、拠点に戻ってきた。
ギア「キングー、潰してきたぜ。見てたろ?」
キング「ああ、まぁな。」
ガンジュ「まさか、正面から入るとはな。よく無事で済んだぜ。」
ギア「俺をなめんなよ。」
キング「まぁ、これにてギアも二番隊隊長として認めてもらえるだろう。」
あ?
おかしいだろ。俺は四番隊隊長だぞ!!
グローム「俺は認めねぇ。いくら規則だからってこんなやつがガッドの後釜だと?ふざけんな。
元より認めてなかったが、より認められねぇな!」
キング「グローム、お前も分かってるだろう。あのガッドがギアを選び、二番隊がギアを隊長に選んだんだ。」
ギア「だったら、かかってこいよ。タイマンだ。」
グローム「あぁ?」
ギア「俺のことを認められねぇのは、自分より強いって理解出来てねぇからだ。俺がそれを教えてやる。」
グローム「いいだろう。図に乗るな!」
ギアとグロームは戦い始めた。
グローム「うぉぉぉぉぉぉ!」
グロームの右ストレートをギアは華麗に躱す。
ギア「こんな見え見えのもん、避けるなって方が難しいくらいだ。」
グローム「てめぇは、そうやってタイマン中に煽らねぇと気が済まねぇのか。」
逆にグロームはギアのキックを躱して、足を取る。
ギア「くっ…」
グローム「へへ、おりゃぁぁぁ!!」
グロームはギアを吹き飛ばす。
ポキポキッ
ギア「ふぅ、まぁまぁだな。」
グローム「クソッタレぇ!」
ギア「言っておくぞ。お前じゃ俺には勝てねぇよ!」
ギアは怒涛のキック連発
グロームは倒れ込む。
グローム「くっ、くそぉぉぉ!」
ギアはグロームに勝利した。
ギア「大丈夫だぜ。あんたはまだまだ強くなれるよ。」