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第70話 最強談議

こんなの書いちまった!誰も面白くねぇ!まあいいや!もうしらん!コメディー?そんなもんしらん!


最強の格闘技って何だ?


俺は皆に問いた。


正直この質問の答えはわかっている。

『わからない』

だ。

各格闘技の優劣などわからない。

異種で闘いあっても所詮、勝利した者が強いのであって、勝った格闘技が負けた格闘技よりも優れている。ということにはならないからだ。

格闘技というのはそれぞれ全く成り立ちが違う。

場の条件によって勝負が決まると言っても過言ではないだろう。


だから

『わからない』


でも俺はこの質問をした。

暇だったからだ。




「そんなのブラジリアン柔術に決まってるだろ」

水野か。グレイシー信者め。

「PRIDEとか見てても最強じゃないか」


「あれはスポーツとして発展したに過ぎないんだよ。ただ寝技主体のルールで強いだけだ。あと、グレイシー一族がスゲエってだけだわ」

俺の目的がわかっただろうか。ただイチャモンつけたいだけなんだ。

それが俺の暇つぶし!



「じゃあ空手だろ」

そう言ったのは高橋。

「なんでだ?」

空手最強を唱える奴は多い。

「一撃の破壊力が凄いじゃん。あれはマジで人を殺す為に発展した格闘技だろ?」


「………一撃の破壊力か。それは瓦とかバットの試し割りのイメージか?確かに凄い。空手の突きは一撃で相手を沈めるって考えだからな。でも相手は動いてるんだぞ?全体重を乗せた攻撃が決まらなかったらどうなる?大きな隙が出来るぞ。そこを狙われたら終わりだな」


とは言ったが空手は本当に強い。

書き切れないがノールールでの空手の危険性は計り知れない。

拳の硬さがハンパではない。

本当に人が死ぬ。



「レスリングとか柔道はどうだ?これは弱いだろ」

レスリングと柔道を甘く見てるこいつは中沢。

馬鹿め。

「よく考えてみろ。柔道がもとから畳の上でやるもんだっただろうか。あれは人を倒すもんだ。いや、殺すもんだ。投げて落とされる場所は固い地面だ。今ならアスファルトだ。死ぬぞ。正しく一撃必殺だ」

「なるほど、じゃあレスリングは?」

「レスリングも殺し合いを高めたものだ。何千年も前からな。弱いはずがない。さっき述べたように柔道がアスファルトで最強なようにレスリングは砂場では最強だと思うぞ」

まあ、アスファルトじゃあレスリングは弱いと思うけど。



「野田はどうなんだよ」


高橋から質問が来た。

「俺はもちろん相撲だよ。相撲が最強だね」

そんなこと思ったことないけど。

「何で!?曙超弱いじゃん!」

出た曙!

「あれは曙が弱いだけだ。相撲は強い。あの武道はどういうもんかわかるよな?相手を倒すのが目的だ。そんなルールで闘い続けて来た奴が寝技主体の格闘家と闘ったらどうなるか………寝技の方は何も出来ず負ける。だって倒れねぇんだもん。力士って倒れねぇんだもん。間接技かけらんねぇんだもん。そうだろ?」


テキトーやけどね。


「それに力士ってぱっと見デブだけどあれはほとんど筋肉だからな。体脂肪なんて余裕で10%切るからな。パワーが違うんだよ。力士同士がぶつかる瞬間ってどうなってるか知ってるか?軽トラがすっげえスピード出してるのと一緒なんだぜ。事故だよ、死ぬね」


マジテキトーやけどね。


「へぇ〜なるほど」

高橋、信じたっぽい。



そんなことよりやっぱ格闘家はグラップラーよりストライカーだよね。

バンバン殴り合うやつがいいよね。

面白くないばかりかオチもない!それでも俺はミルコ・クロコップが好き!ミルコはキックボクシングだけどね!

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