第68話 グッとくるだろ?
オンバトの優勝者はトータルテンボスでしたね!やっぱ強いっすね〜!まあ、作者的にはタイムマシーン3号でもいいと思いました!ハマカーンがセミファイナルのときより倍は面白かったです!我が家はやばかった!超スベりましたね!流れ星とパンクブーブーもよかった!やべえ!書きたいことがありすぎる!もっと細かいこと書きたいもん!
「ちょっと話したいことがある。いいかな?君達にとっても有意義な内容だと思うのだが」
「………どうぞ」
体育終了後、みんな汗ダクダクダクダクのなか加藤が話しかけてきた。
なぜ、いかにも深刻そうに話すのだろうかこの男は。
でもいつもの事だ。俺はそれを了承する。
おなじみ…エンペラータイム発動!
「家庭教師のお姉さん」
「はい?」
何だその一言は?
「………今の何気ない一言にグッときた奴はいるか?」
何気ないかどうかは知らんけど、教室にいるほとんどの男子が手を挙げた。俺を含め。
「そうだろ?このように直接的な表現など一切使わずエロを連想させる言葉というのがある」
これほどわかりやすい例を出せる加藤には脱帽だな。
「確かに“家庭教師のお姉さん”は間違いなくエロいな。これに例外はない。てか例外なんて認めん。異論があるやつはこい!最高裁まで出てやるよ!俺は逃げん!戦う!」
「高橋どうした、熱くなりすぎだぞ。落ち着け、誰も何も言ってないだろ?」
加藤が高橋をなだめる。
どうしたんだ高橋、急に。
何かあったのかよ。
「うぅ、すまん。………でもあの女は…チクショウ…ッッ…」
昔、何かあったんだな。
「今は…無理だけど、いずれはお前達にちゃんと話すから………」
「無理すんなよ」
なかなか大きなトラウマのようだ。
心配するぜ。
「よしっ高橋のクソが話を脱線させたのを戻すぞ〜」
加藤ひでえ!
「このようなフレーズはエロい。ストレートにおっぱいとか言うより1000倍エロい」
確かにそうだ。
「それは何故だと思うかね野田?」
「想像力が駆り立てられるからじゃあないでしょうか?」
「その通りだな。では俺が他の例も言ってみるからグッときたら手挙げてくれ」
「若妻」
チラホラ手が挙がっているな。
「団地妻」
チラホラ。さっきより多いな。
ニュアンスの違いだな、倍はエロい。
「幼妻」
ババババっ!
すっげえ手挙がった!?
ヤバイだろこのクラス!俺を含めて!
てか、何で人妻ばっかなんだよ。
「君達もなかなか困った性癖を持っていそうだ。ちょっと俺と同じようなこと言ってみろ………野田ッ」
いきなり俺かよ。
「そうだな〜〜“男子校の保健室の先生”とか?」
微妙か?
「わからんでもないな」
「そそられたぞ」
「野田は年上好みか」
「ということは受け身か。情けない男だな。でもグッときたぜ」
「おぉ、兄弟!」
なんか色々言われてるんですけど。
俺の性癖語ったわけじゃねえから!
「俺だったら、
いつもウブで純情な男子生徒をエッチな事をしてからかいまくる保健室の先生。ついにその男子生徒はキレて先生を襲う。
『許してぇ〜。もうからかったりしないからぁ〜』
『黙れメス豚!いつもいつも僕を馬鹿にしやがって!』
『ひいぃ〜〜』
見たいな妄想を楽しむんだけどね。野田は?」
「だから野田は徹底して受け身だって!」
だから俺の性癖語ったわけじゃねえって!
「まあ、合格だな。じゃあ次は………田中くんッッ」
おっ、優等生の田中くんにも聞くのか!
「ん〜〜〜“都会に出たばかりの田舎娘”は?これはその子自体は決してエロくない、むしろ何の汚れも知らない箱入り娘………トラブルに巻き込まれるタイプなんだ。イベントによって爆発的に魅力的になるんだと思うんだけど」
「一つ上のレベルの楽しみかただな。合格!」
さすが田中くんだな。何に関しても優秀だ。
「次は水野ッッ!」
「“男の事を『殿方』って言う女”とかは?」
「びみょ〜…保留!てかそれってお前の彼女のことじゃん」
水野の彼女ってそんななのか!?
チクショウ!超見てぇ!
てか、こーゆー話題に自分の彼女を出すなよ。
その後も
“女医”やら“社長秘書”やら“女豹”やら“女海賊”やら“口元にホクロのある女”やら…………………とにかくいっぱい出た。
一人、“ヒゲのマッチョマン”と言い出した奴がいたが恐かったのでシカトした。
みんな何からの知識なんだろうねっ?
「ちょっと増田にも聞いてみようか」
「そうするか」
増田からはまだ聞いてなかったな。
増田とはそーゆー話もあんまりしないからな。
「増田はどんなだ?」
「“実妹”かな」
あれ?
「みんなには内緒にな」
やばいやばいやばいやばい!
聞かなきゃよかった!
作者はカワイイ女子高生なので男の子のことがよくわかりません。でも一生懸命書きました。