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第57話 休日の使い方

〜〜野田と加藤が大会にいる一方で〜〜


「天内悠はやっぱ死んじゃったのかな千代美?」

「最大トーナメント終了時、出場者全員が優勝者の刃牙を祝福するシーンで天内悠はいなかったですからね。でもドクター紅葉がいるんだよ?」

「だよねっさすがにあれだけ強い人がすぐ死ぬわけないよねっ」

「でももう出てくることはなさそうだよね。町田さんは天内悠が好きなの?」

「好きってことではないよ〜。私が好きなのは・・・・烈海王!」

「いいね〜」



・・・何のことしゃべってるかわからない人ごめんなさい。

どうも高橋です。

今日は町田と武さんと部室をグレードアップさせるアイテムを買いに街に来た。

必要ないと思うけど、さっきの話の補足をすると天内悠というのは格闘漫画グラップラー刃牙に出てくるキャラクターで今のところ生死不明の人。モデルが女優の天海祐希というのは一部で有名な話。


そんなことよりいつのまに町田、バキシリーズにはまったんだ?

バキファンが増えるのはいいことだけどアレは女子が読む漫画じゃないぞ。


「バガボンドと彼岸島とガンツと喧嘩商売も好きだな〜」

それも女子が読むような漫画じゃねえだろ!

最近の町田どうした!?

何の影響だ!?

ちょっと前までアニメといえばちびまる子ちゃんだったのに急にどうしたんだ!?

さすがに深夜アニメは見てないようだが・・・


「そんなことよりどこ行くよ?」

今、ファミレスにいる。

武さんが朝ご飯を食べてないということでとりあえず来たんだ。

そこで女二人のおしゃべりタイムが始まった。

すっげえしゃべるの。最初の印象で口下手だと思ってた武さんもすっげえしゃべるの。

全然おわんねえの。

そんで武さんすっげえ食うの。まさかの胃袋キャラだよ。

そんで町田はすっげえ飲むの。ドリンクバー何回往復するんだよ。しかも毎回いろんなジュースをブレンドして喜んでるの。まさかの小学生思考だよ。


そんなこんなで二時間がたったころやっと言えた。

『どこ行くよ?』

がやっと言えた。

返事は?


「「とりあえずアニメイト」」


・・・はい?


「なんでだよ!当初の予定忘れたかよ!部室の居心地グレードアップアイテム買うんだろ?」

「それももちろん行くよっ。でも一回アニメイト行ってみたいんだもん!千代美だって行きたいって言ってるしいいでしょ?」

「・・・まあいいか。行こうか」



その後、三人でアニメイトに行って結局そこに二時間近く滞在。

始終町田にオススメ漫画・アニメを教える武さん。

『これ買おうかな』

『これなら私もってるから貸してあげるよ』

『ありがとー。じゃあこっちの買うっ』

って感じの会話を延々としていたと思う。


俺も町田に触発されて漫画買いまくっちまった。



アニメイトから出て次に向かったのは家具屋。

部室に置く大きめの棚が欲しいということになったのだ。

俺的にはこれからどんどん暑くなるし扇風機とかがいると思ったのだが、

『そんなものいりません。暑かったらプールに入ればいいじゃないの』

って、武さんに一蹴された。

・・・でも棚はあんまりいらんだろ。

・・・絶対漫画とかラノベとか置きまくる気だろ。


ここでも俺の意見は通らなかった。

ピンクはキツいと言ったのだが聞いちゃくれなかった。

ピンク色の大きな本棚を買った。

やっぱ女の子はピンク色が好きなんだな。

てかこの女二人も女の子らしい可愛らしいとこあるんだな。

あんま可愛らしくないけど。


棚は学校に送ってもらうようにしてもらった。



これで今日の買い物は終了。

俺は今日、小物なアイデアグッズをちょいちょいと買うんだと思ってた。

なんか俺は勘違いしてたんだな。



帰りは武さんが腹が減ったということでファミレスに行った。

またそこで武さんすっげえ食うの。

メニューを指差して

『ここからここまで』

っての現実で言う奴初めて見たよ。

そんでたくさんあるのだからということで武さんの料理に手ェ出したらすっげえ怒られた。


町田は、というとファミレスに来ていた子供たちに町田スペシャルブレンドなる汚ねえ色のジュースの作り方を教えていた。

町田を怒っておいた。

子供たちの親に謝っておいた。


そんでやっぱまた超しゃべるの。



お開きとなったのは10時。

つかれた。

でもそれなりに楽しかった。



それにしても女が二人以上集まるとこれほどマイペースになるのか。

覚えておこう。


作者はアニメイトに偏見をもってるので行ったことがありません。

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