前へ目次 次へ 6/7 追憶 君の姿が見えない 君の姿が見えない いつもここで静かにたたずんで 悲しげな瞳をしていた 君のいた風景があたりまえだったのに いつの間にか君は姿を消し 寂しげな余韻を残す どうして失ってからはじめて気づくのだろう かけがえのないものだったと あやまちに気づくのがいつも遅すぎる 君の居た風景が見られなくなってから 月日はもうかなり経ったのに 今更心惹かれる 記憶の中の君は淡く光輝いて いつもそこで静かにたたずんで 優しく瞳を向ける