親友とあたし6
今回はめっちゃ、短いです。
R15シーンが入ります。
苦手な方は注意してください。
朝は一緒に来れなかったので、下校時は宮原とゆっくりと歩きながら、帰った。美佐は一人で帰ってしまったようだ。
気をつけてと里絵さんが注意してくれたけど。
宮原はあたしの方を見ながら、ため息をついた。
「俺、里絵に「頑張れ」って、言われたけど。どんな意味なのか、可奈はわかる?」
あたしは苦笑いになりながら、里絵さんに言われたことを説明した。
すると、宮原はなるほどと納得したらしい。
「…つまり、里絵は俺が可奈を前から、好きだったことを知ってたわけか。だから、俺がつき合い始めた時でも、何にも言ってこなかったんだな」
「そうだと思う。里絵さん、あたしがなかなか、気づかないもんだから、宮原がかわいそうって言ってたね」
すると、宮原は少し、不満そうに顔をしかめる。
どうしたのかと思ったら、あたしのほっぺたをつねってきた。
痛くて、やめてと言うと、すぐに離してくれたけど。
宮原はさらに不満そうにしながら、こういってきた。
「…可奈さ。いい加減、俺のこと、名字で呼ぶのやめない?下の名前でいいから」
「…は?あたしに名前で呼べって言ってるの?」
「そうだよ。和人で良いから」
あたしは仕方ないと諦めた。
「わかった。和人でいい?」
宮原もとい、和人はとろけるような笑みを見せた。
あたしはその笑い方に、目が釘付けになってしまった。
かなり、心臓に悪い。
破壊力が抜群だ。
「…可奈、どうした?大丈夫?」
不思議そうな表情で見られた時、あたしは以前のように、熱が出そうになった。 「だ、大丈夫。少し、体が熱くなっただけだから」
「また、前の発熱か。わかった、ちょっと、目をつむって?」
あたしは言われるがままに、目を閉じた。
すると、額に温かくて柔らかな感触がして、キスされたのだと気が付いた。
和人の唇は目や頬に下りてきて、軽く当たる程度だった。
唇に至った時には、すっかり、膝や腰に力が入らなくなる。和人はあたしの腰に腕を回して、しっかりと支えてくれた。 唇に噛みつくようにされて、深いものになる。
あたしより経験あるんじゃ、と思った。 キスが終わった時には、もう、立っていられなくて、和人に寄りかかっていた。あたし、慣れてないんだから、手加減してよと言いたくなったけど。
息が荒くなっていて、思うようにしゃべれない。
「…可奈、熱、下がった?」
耳元でささやかれて、体がびくりと反応する。
「…下がってる訳ないじゃない。よけいに上がった気がする」
たどたどしく、言うと、ごめんと謝られたのであった。




