海外のソシャゲってあんまり知りませんがどうなんでしょうね?日本のソシャゲ文化は続きそうですが
お待たせいたしました
財宝を守る異世界から来たドラゴンとの話し合いも無事に終わり、俺達は次のフィールドへと向かうことにする。
最後にドラゴンさんの名前を聞いておきたかったのだが、ドラゴンさんからこの世界に固定される恐れがあるのでやめておくと言われたので残念ながら聞けずじまいだ。
その代わりボスがドロップしたアイテムをそのまま譲ってもらったので俺達としては嬉しい誤算だ……どうやら亀の魔物だったようで、バラバラになった亀の甲羅が戦利品となっていたけど。
《中々楽しい時間じゃった。儂もそろそろ元の世界に戻る事になるが、お前達も達者でな。あと、エルフの娘よ。そなたは変わった姿をしておるが、その魂は未だ我等が世界のままのようじゃな。無理をするで無いぞ?》
門を潜っている途中にドラゴンからとんでもない言葉を掛けられた俺だが、その意味を聞こうと振り返った時には既に第3のフィールドへと到着した後であった……
「ご主人、そんな難しい顔で歩かないでください。あのドラゴンさんが言った言葉が気になるのは分かりますけど、今はこのフィールドに集中してください」
どうやら俺の考えている事が顔に出ていたのか、シロから注意が飛んでくる。
「あ、ごめんごめん。そうだよね。今から気を変えて行く事にするよ。迷惑かけて悪かったね」
俺は心配そうなシロの表情を見て自分のミスに気がつくと、両手で自分の頬を張り気を引き締めていく。
「ジルア……貴女、可愛すぎますわ! あぁ、この世界にもカメラがあれば保存しまくりですのに」
「……俺としてはあのドラゴンの財宝の方が気に掛かるけどな。あの中には地球でしか見られないような品があったんだぞ? 」
俺を抱きしめて振り回すライアとそれを見てため息をつきながらやれやれといった表情でこちらを見ているアクト。
危険度の高い森の中のダンジョンでほのぼのとした世界を作りながら俺達は先へと進んで行くのであった。
「それにしてもここは暑いですにゃ。我輩自慢の毛並みが恨めしく思うにゃ」
太陽?の日差しがかなりきついフィールドの中、俺達はマントのようなものを羽織って暑い日差しから身を守りながらこのフィールドを探索している。
ケットシーにはこのフィールドの気候はかなりきついようで、今はライアの召喚したアトルフォスにライアと共に運ばれている。
第3のフィールドであるこの場所はどうやら砂漠になっているようで、俺達は暑さに辟易しながら辺りを探索している所だ。
砂塵の舞う砂丘を影のない中歩く事はかなりきつく、俺達の体力は急激に削られていた。
「不味いですね……水に関しては魔法でどうにか出来ますが、この暑さは流石にどうにもなりません。このままでは私達の体が先にまいってしまいそうです」
額の汗を拭いながら先行偵察をしていたセシルが息を荒げながら俺に報告をしてくるのだが……それを聞く俺も汗だくで意識は朦朧としている。
「あー……セシル。悪いけど建物か大きな岩でもあるような遮蔽物がある場所を探してくれるかな? このままじゃみんなでミイラになっちゃうよ」
既に大きな布を使って避難所のようにしているこの場所では、他のみんなが倒れこむような状態で無言で突っ伏している。
シロも暑いのは苦手なのか言葉を一切話さず俺の側でバテているし、アクトとライアも疲労困憊の様子だ。
ケットシーに至っては余りの熱さのために自分から送還してしまうほどである。
ライアの召喚したアトルフォスだけが遮蔽物となってみんなの影を使っていくれている状態だ。
「そうですね……西側に何か巨大なものがあるのは確認できましたが、そこまで行くのに今の状態だと2〜3時間は掛かるかと。このフィールドでは日が落ちるのかどうかも分かりませんし難しい所ですね」
地上とは違いここはダンジョンである。確かに夜になるかどうかも怪しい所だ……
「移動なら幾つか方法があるから気にしないで。そのくらいの距離なら何とかなるだろ……鋼龍出番だ! 今から私達を運んで西に向かってくれ。このままだと私達みんな干からびちゃう! 」
俺の心からの叫びに呼ばれて鋼の鱗を纏った巨大な竜が俺達の目の前に現れる。
焼けた砂に降り立った鋼龍はあまりの熱さに飛び上がり、大量の砂が俺たち目掛けて降り注ぐ!
「あっつ! あつ! おいこら鋼龍、私達を殺す気か ⁈ そんな悲しいそうな目で見るんじゃない! 」
砂の熱さに涙目の鋼龍を叱りながら俺はみんなを鋼龍の背中へと無理矢理アトルフォスと共に運んでいく。
背中に乗せたみんなをアトルフォスに任せると俺は鋼龍の頭に乗ると西を指差し鋼龍へと命令する。
「鋼龍! 目指すはあちらの方向だ! 途中で出会う魔物は気にするな! 全力前進発進だ! 」
熱さで茹だった頭のせいか、ハイテンションな俺の命令にガクガク震えながら鋼龍は飛び跳ねながら西へと走り出すのであった……
嵐のような砂塵を巻き上げながら砂丘を進む鋼の竜が、蠍や蜥蜴の形をした魔物達を弾き飛ばしていく。
その鋼の竜の頭の上でおれは氷の矢を乱れ打ち、近づく魔物達を牽制していく。
考える事をやめた俺はまるで機械のようにこちらに近づこうとしてくる魔物達を的確に排除していく。
その姿を見てビビりながらも鋼竜は主人の命令に忠実に守り西の方向へと必死に走るのであった。
次回投稿は現在リアル多忙につき未定とさせていただきます。




