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さて、GWの無料ガチャの時間ですね。頑張りましょう

「この間話した通り、俺の【自宅警備】は基本ダンジョンを作れる能力だ。モンスターは俺が戦ったことのある魔物であれば作る事が出来る。階層は……今まで作った事があるのは30Fまで作れたな。ダンジョンの中なら大体の罠とかも作れるな」


 アクトのスキルは聞けば聞けば聞くほど有効性が高いスキルだ。


 だが、


「それで限界はどこまでなのかな? 魔物に関しては前回戦った限り大した強さは無かったし、罠なんかも稼働してなかった。そこから考えると、アクトの意識が他に気をとられている場合はその力は万全に扱えないんじゃ無いの? 」


 前回マロンを助けに行った時魔物の動きがかなり悪く、シロの【鑑定】ではステータスもかなり低かった。


「痛い所を突いてくるな……そうだ。俺がダンジョンマスターフロアで管理してないと大幅に能力が制限されちまう」


「それと魔物を創れるといっても限度があるだろうし、スキルである以上制限はあるよね? ……それとアクト貴方、人を殺す事を躊躇してるよね? 」


 俺が1番聞きたかった事を直接的に聞くと、アクトは弾かれたように顔を上げる。


 その表情は戸惑っているようでもあり、気まずそうにも見える。


「やっぱり……分かっちまうか。俺、魔物と戦うのは問題はないんだが……人が相手だと、どうしても手が止まってな。正直冒険者ギルドのクエストでも盗賊討伐などは受けなかったんだ」


 ……やはり前世の記憶が邪魔するのか、【精神耐性】のレベルが余り高くはないのか人を殺すという事に拒否感があるのか分からないのが、対人で彼に負担をかけるのはよした方がいいだろう。


「なるほど……それで『世界の守護者』が目の前に来た時、ライアをダンジョンに取り入れて時間を稼ぐ事は出来そうかな? 」


 ライアとアクトが世界の守護者と相対した時、勝つ事はかなり厳しいと俺は思っている……だからこそ、2人にはその力を生かして俺達が来るまでの時間稼ぎをしてもらいたいのだが。


「そのくらいなら大丈夫だろう……俺の能力は即発動するからな。あの娘1人くらいなら何とかしてみせるさ。それよりも、あの娘は戦えそうなのか? いきなり泣き崩れられても困るんだが……」


 アクトの困った表情で言われた言葉に俺は少し悩んだが、彼女の言動を考えた結果彼女なら大丈夫だと俺は判断する。


「あの子は多少軽い所はあるけど伯爵の娘として育てられた事もあって芯はあるから多分大丈夫」


 こうして俺とアクトはスキルに関しての話を詰めていったのだった。







「あらあら?私1人だけ呼ばれたようですが、どうしてアクトさんと一緒に話をしなかったのですか? 」


 次に黒い手に呼んでもらったライアは、俺とアクトが何を話していたのか想像がついていたのか、核心をついた話をしてくる。


「ユニークスキルはその人達の切り札だしね? 本人から言われなければ教えて良いものじゃないと思うからね」


 俺の言葉に納得したのか、椅子に座りお茶を飲むライア。


「アクトとライアは私が守る対象だから、出来る事を知っておかないと私の仕事に支障が出るから申し訳ないけど教えてもらうつもり。それで一応【屏風乃虎】については大まかな能力は聞いているけど、詳しい話を聞かせてもらうね」


 無言で頷くライアを見ながら、俺はこの子の立場に同情してしまう。


 伯爵の娘として生きてきたはずなのに、記憶が戻るや否や世界の守護者に狙われる事になる……記憶さえ戻らなければ、普通に生きていく上で問題無く生きていけただろうに。


「それで聞きたい事なんだけど、1日1枚創れる屏風だけど絵を描くのに必要な時間と、限界点がどこまでなのかって事かな? 」


 顎に手をやり考えるように下を向くライアを見ながら俺は、彼女のユニークスキルについては考えていた事を思い出す。


「私の執筆速度ですと自分が納得出来るレベルで書くとなると、2日は掛かりますわね」


 思考していた俺に答えてくれたライアの話を聞いて、やはりこの能力が話の通りなら致命的なレベルでの弱点がある事に俺は気付いてしまう。


「んじゃ、やっぱり今日出してくれた龍は、かなりの時間を掛けたものだったんだ? 」


 気軽に聞いた俺の質問に、目をそらすライア。


「そうなると手間暇をかける程確かに強くはなるけど、神の守護者に当てても余り時間は稼げそうにないね?……多分だけど、他にも切り札みたいなものがある……よね? 」


 驚くライアの表情で、やはり切り札がある事を確信した俺はこれ以上聞く事を止める。







 ライアの【屏風乃虎】は即対応の能力がない割に1日1枚も出せると聞いた時に、何かがおかしいと俺は疑問を持っていた。


 この世界ではスキルの発動でかなりの戦況が変わってくる。


 それなのに即応力のないスキルだと命に関わる。


 俺の知る限り、転生者のユニークスキルにはその人の本質が反映されている。


 おそらくだが、前世の体験なども反映されているのだろう。


 シロはあまり前世の記憶がないためか、今の人生での苦しみに対して対応する為のスキルだろう。




 セシルはおそらくだが、前世での人の対応で何かあったのではないかと思っている。




 アクトはオークに襲われた時に記憶が戻ったと言っていたから『安全』が第1になったと思っている。




 そして……目の前のライアだが、話しただけでも理知的で色々察する事が出来る事を考えるとその辺もスキルに反映されているはずだ。




 とりあえずライアとの話はそこまでにしておくと、俺はこれからの方針を決める為に他の仲間達と話す事を考えるのであった。









申し訳ありませんが仕事が忙しく現在小説を執筆する時間がかなり無くなっております。


申し訳ありませんが、5月の7日から12日の間はお休みさせていただきます。

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