エピソード22
先日はお休みして申し訳ありませんでした
バックアップがいきなり消えるという事態が発生したため、かけなくなってしまってました
多分大丈夫だとは思いますが、矛盾点などありましたらご連絡お願いいたします
赤、青、緑、黄色
色とりどりの光の束が魔物の群れを目掛けて飛んでいく
その光が魔物に着弾する度に魔物が消し飛んでいく
まだまだ戦況は序盤だ
ここで何匹削れるかによってこの後の被害が決まると言ってもいい
ちなみに俺の隣にいるレイも魔法攻撃に参戦している
正確に言えばレイが召喚している炎帝と氷帝がだが
炎帝が炎を放てばその炎は100の魔物を瞬時に燃やし尽くし、氷帝が冷気を放てば100の魔物の命を瞬時に凍結させる
その働きは他の冒険者の追随を許さないほどの圧倒的な物だった
一回の魔法で魔物を殺せる数が、一般の冒険者で平均5匹、S級のギルドマスターで50匹程度と言えばその凄まじさがわかるだろうか?
ちなみにこれでもレイはまだ本気を出していない
炎帝や氷帝にはまだもう一段階上があるのだ
言わばこの姿は仮の姿でしかない
「あれ?」
そんなことを考えていると、アコが間抜けな声を出した
「ん?どうしたんだ?」
「この様子だと・・・・魔物・・・ここまで来なくない?」
「んー、まぁそうだな。というよりはレイが攻撃に参加している時点でここまで魔物が来ることはあり得ない」
だってこちらに近づいて来た個体がいたとしてもまだ邪帝が能力発動してないしねぇ
だからレイには
「少し歯応えがありそうな奴がいたらこっちに回してくれ」
と言ってある
よく考えたら俺この体でまともな戦闘とかしたことないんだわ
しかし、そんか魔物が襲い来ることもなく街へと向かっていた魔物は全滅し・・・・
いや、まだ一匹だけ来るな
少しにやけてしまう
だってあれは・・・・・
「竜・・・・だって!?」
「あれ?あの子は・・・・」
『ぎゃおおおおおおお!』
アコとレイは同時に気づいたようだ
まぁ、来たのはいいんだけど・・・・戦闘とかできねぇな
こいつ相手だと
ってアイツブレス吐こうとしてやがる
俺は人間の姿だからわからないにしてもレイがいるのに気づいてないのか!?
「とりあえず・・・・」
俺が考えていた自身の装備を創作で作成して装備する
俺の基本的な装備は籠手と足具だ
それぞれに魔力を噴射することができる機能がついている
俺は魔力を噴射して推進力へと変えると
「よく見やがれ、このバカ竜が!レイがいるだろうが!」
そう言ってブレスを吐こうとしていた竜の口を上から殴って口を閉じさせる
『ぐるぅ!?』
強制的に口を閉ざされたため、ブレスは口の中で爆発し、竜は少しダメージを受けていた
しかし、俺の言葉は聞こえていたのか竜はキョロキョロと辺りを見回し、まずは魔力による推進力で宙に浮いている俺を見つけて、その後地上でニッコリと笑っているレイを見つけて震え出した
そりゃあ、あんな「私怒ってませんよ?」とか言いながらぶちギレ確定な笑顔を見せられれば震えるだろう
竜はそのまま小型するとレイの元へと飛んでいった
流石にこんなに無防備でも人間程度にやられるようなやつではないので俺も後ろからついていく
「何か弁明はあるかしら?ヨルちゃん?」
「くきゅうううぅ」
あー、あれはやっぱり後でお説教コースだ
ついでに言っておくと今回襲ってきた竜は俺とレイが卵から育てて来た竜で、種族は奈落竜、名前はヨルムンガンドだ
「あっ、そうだ!その前に」
レイが何かを思い出したような顔をするとヨルムンガンドに何かを囁く
震えているヨルムンガンドはそのままコクコクと頷くと俺の目の前にウィンドウが現れる
『個体名ヨルムンガンドから従魔の契約を提案されました。ヨルムンガンドをテイムしますか?
Yes / No』
あー、なるほど、確かに昔の知り合いというより、あの一発で力を認めさせてテイムしたって方がまだ説得しやすいか
俺は迷わずYesを押した
これで今回の防衛戦は幕を閉じたのだった




