表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

チュートリアル『回復』

「あららぁ~、負けてしまいました~」

 閉じていた目を開いて、周囲の様子を確認して見るとそこはアジトの前だった。

「あれ…?」

「…、…」

「あ、スノー」

 卵のまま微動だにしないのは、紛れもなく俺のパートナーであるスノーに間違いない。

 なんだか様子が可笑しいように見える。

「パートナーのスノーちゃんは、戦闘不能状態に陥ってしまったようです。アイテムを使って、回復してあげましょう」

 そう言うとゼぺルは、瓶の形をしたアイテムを差し出した。


ゲンキイッパツ

 HP最低値で戦闘不能から復帰する。


「あれ、これってCMで有名な…」

「広告の勝利ですね…って早くスノーちゃんに使ってあげましょう!」

「ああ、そうだった」

 瓶をスノーの元に持っていくと、使い方が分からない事に気付き足が止まる。

「ゼペルさん、コレどうやって使うの?」

 右手の瓶を掲げる。

「ああ、はい。スノーちゃん傍によって…」

 瓶を掲げながら歩き出し、スノーの隣で止まる。

「瓶のふたを開けてー」

 瓶のふたはペットボトルのキャップと同じ、開けた時にバキッとなるフィンロック式。

「かけます」

「かけ…ええぇ!」

 ゼペルさんの声に操られる様に、当たり前のようにスノーの頭上に降り注ぐ謎の液体。

「…!」

 水色に輝くエフェクトが発生すると、疲れた様に見えるスノーがトボトボ歩き出した。

「あらら、スノーちゃんはダメージが残っている様ですね。ちょっとステータスを確認して見ましょう!」


名前 スノー ♀

レベル1

ランク1

系統 【幻想】

種族 ドラゴンエッグ

属性 水


HP   50

MP   50

筋力   5

防御力  10

器用   1

知力   5

精神力  5

素早さ  1

運    10


忠誠度  12


スキル

 アクティブ

  【体当たりLv1】【魔力吸収Lv1】

 パッシブ

  【水の魔力Lv1】


称号 【第一の従魔】



好物  魔力 (水)

嫌いなもの なし


「ボスモンスターからスノーちゃんを庇った事で、忠誠心がやや上がったようですね。そしてHPを確認してください。回復しているのが分かるかと思います」

「あのアイテムの効果だと、HPは1になりそうなものだけどな」

「実は実は、アジトに戻るとHPやMPは全回復しちゃうのです~。でもモンスターの疲労とは別問題でして、自然に回復するのを待つかアイテムなどで癒してあげてください」

 「はい」と差し出されたのは、今時珍しいねじれた袋に包まれた飴玉。

「おやつを食べて癒される。OLあるあるですよねぇ」


飴玉

 疲労を少し回復させる。


「いや、知らんけど」

 取り合えず飴玉をスノーに差し出してみるが、体を小刻みに揺らしていて取ろうとはしない。

「あー、ダメですよ。スノーちゃんにはおててがないんですからぁ」

「あ、なるほど」

 飴玉を袋から取り出して、ピタリと手が止まる。

「スノー…口ないよな」

「あっ…」

 すると手に持っていた飴玉が、小さな光の粒になって指先から消失した。

「言い忘れていましたが、アイテムは使用の意思を示すだけで使用できますよ」

「え、じゃあ瓶の中身をかける必要」

「全くないですね」

 ガイドNPCに担がれるという珍しい体験。いや、したくは無かったけどね。

「やはり、皆さんにはモンスターとの触れ合いを楽しんでほしいですからね」

 まぁ、全くの考えなし何てことは内容で、少し安心した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング http://ncode.syosetu.com/n3945di/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ