序幕
太陽がギラギラと照ってる中俺達3人は日課になりつつある学校帰りの道すがらクーラーの効いたカフェで過ごしていた。
「ねぇ〜パフェ頼んでいい?」
パフェを頼もうとしているのは黒髪ロングストレートの黙って居れば大和撫子な佐藤優香
「「・・・ダメ。」」
ハモったのは、いたって普通な俺こと和田海斗に某アイドルグループのセンターを飾っていそうな爽やかイケメン沢田斗真。
「いつも大きいの頼んで残すじゃん」
「そうだぞ毎回残してその始末をしてるのは海斗と僕じゃないか今日と言う今日はダメ」
優香がパフェを頼むのはいつもの事だ
「やだ!食べる!残さないもん!お姉さ〜ん!森パフェ1つ!」
「あいよ〜」
「「...ハァ〜」」
「いいじゃない皆で食べようよ。」
「「多いんだよ!!」」
「ごめんなさい。」
そして優香が残すのもいつものこと。結局食べきったのは、パフェが届いてから1時間が経った頃だった。
「あ〜お腹いっぱい!」
「結局優香が食べたのは上の部分だけじゃん。」
「そろそろ飽きてきたよね、海斗。」
「だな。 いつも食べてたら飽きる。」
「え〜飽きないよ!」
「「だから上しか食べてないだろ!!」」
「ハイ、ごめんなさい。」
それから俺達は会計を済ませ家へと帰る。
家はお隣同士で真中が海斗、正面向いて右手に優香左手には斗真の家があって三人は小さな頃からずっと学校もクラスも一緒だった腐れ縁な幼馴染み。
「ねぇ...斗真。」
「...なに?」
「明日の課題写さして欲しいなぁ...なんて。」
「...。」
「そんな目で私を見ないで!」
「じゃあ自分でやるよね?」
「頑張ります...。」
「...。」
「...。」
「ハァ...わからない所があれば僕か海斗が教えるからなにかあったら聞きにおいで。」
「やった!がさす!持つべき物は幼馴染みだね!」
「もう、現金なやつだなぁ。」
二人が仲良く喋っている三歩程後ろを歩いている俺は、この時幼馴染み達といつものカフェでいつもと同じやり取りをし三人で楽しい毎日を迎える事に全く疑ってはいなかった。
鬱陶しいくらいの夕日が三人を照らす
三人は青信号になった横断歩道を渡る
そこに一台の大型トラックが突っ込んできた
少し前を歩く優香と斗真はびっくりして動けていない
俺は咄嗟に二人の背中を突き飛ばす
「あぶない!!」
ドン!
「きゃあ!」 「うわっ!」
もう目の前まで迫って来たトラックを見た瞬間。俺は衝撃に備えてキツク目を閉じた。
目を閉じてから結構時間が経つが、覚悟した痛みが襲ってこない。 トラックが目の前で止まっているかも、と言う淡い期待を兼ねて恐る恐るゆっくりと目を開けてみるとそこには。
全く身覚えのない薄暗く淡く光るキノコが生えてる洞窟らしきとこに俺は居るようだ。
地球で住んでいたら一生は聞かないであろう奇妙な鳴き声が木霊する
俺は咄嗟に悟った「嗚呼、異世界に来てしまった。」と
初めまして雅。です。 なろうや小説を沢山読んできて自分もこんな読んでくださる方が楽しめるようなものを綴ってみたいと思っていたのですが、面白い作品が作れるのか?読んでくれるのか?完結させれるのか?と沢山の不安がありましたが初心者の初作品だし読んでくれなくても面白くなくても自分の中で起っている物語を文字として書いていこうと、自己満足でいいや!と開き直ってしまいました(笑)
ですので初心者故拙く稚拙な文になってしまったり誤字・脱字が多かったりするかもしれませんが暖かい目で見守ってください。
主人公は後々、後々化物になる予定です(笑)
更新は仕事の都合上定期的に行うには週1が理想なんですがそこは気分でポコポコ上げてくつもりです
最低週1更新気分と時間により投稿有りとの事でお暇な時にでも読んでくださる事を願って序幕を締めたいと思います。