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不落の龍神  作者: グー
5/12

5.魔法の使い方

難産で文が散らかってますが少し間が空いてしまったのでとりあえず投稿。

その内改訂するかもしれません

「じゃあ早速魔法って言うものを使ってみるかな」


ウミから魂の情報とやらを渡されたから魔法の使い方も感覚レベルでわかるしな。

要するに考えたことが現実になるんだ。なんて便利な能力なんだ。

まずは定番のあの魔法かな。

小さい火種が掌から出ることを想像して大地に掌を向ける


「メラ!」


言葉と同時に掌から火が出た・・・が、でかい!

これはどうしたことだ、と思ったところで頭の中で答えが自然に出てきた。

ほんとに便利だな、と思いながらどうやら魔力を込めすぎたようだと判明。

しかし魔法が使えたことに嬉しくなる。しかも俺にはーウミの半分の魔力らしいがーかなりの魔力が備わっているようだ、どんなことでもできそうな万能感がある。

思わず掌をじっと眺めてしまう。

そこで横からウミの声がかかる。


「無事使えたみたいだね、どうやら思っていたより魔力を込めすぎたみたいだけど。君ならもうちょっと派手なことしそうな気がしたんだけど、随分こじんまりとしてたね?」


「ああ、俺の世界でポピュラーな魔法だよ。一度使ってみたくてね。」


「へえ?でも君の世界には魔力がなかったと思うけど魔法なんてあるんだ?」


「ゲーム、あ〜と想像の世界のものなんだよ、俺の世界では使えはしないけど魔法は結構一般的なものなんだ。」


「魔力がないのに魔法が一般的?よくわからないけど君の世界は面白いところなんだね」


ウミがコロコロと声をあげて笑う。

そう言われてみれば変だな。どこから魔法なんて言う考えが出てきたんだろうか?

まぁいいか、そういうものなんだろうと納得することにするか。

じゃあ折角だからイロイロ使ってみることにするかな。


「ヒャド!バギ!イオ!ギラ!ライデイン!」


言葉と同時に現れる氷塊、荒れ狂う竜巻、間断ない爆発、燃え盛る灼熱、落ちる稲妻。

また魔力の調節を忘れたせいでまるで地獄絵図のようになっている。

やりすぎたな、と冷や汗が流れる中ウミだけは楽しそうにその光景を眺めている。


「アハハ、すごいね。これも君の世界の魔法なの?」


「ああ、初級魔法ばかりだけどな。また魔力を込めすぎたみたいだ、修行が必要だな」


「まぁ僕の魔力は魔族の中でもトップクラスだからね、それの半分でもはじめて魔力に触れる君には少し扱いづらいかもね。でもすぐに慣れるさ。あと補足説明しとくと、魔力は使えば使う程増えて行くよ、体力とかと同じだね。僕たち魔族は魔力が空になったら体が維持できなくなっちゃうけど、世界に溢れている魔力で少しずつ回復していくから死にはしないけどね。君は魔人で、人の要素も入っているから魔力は空になってもただ体内の魔力を使って魔法が使えなくなるだけかな。でもちゃんと詠唱とかすれば世界に溢れてる魔力で魔法は使えると思うけどね。」


・・・よくわからん。

要するに

・魔力は使えば使うほど成長し、使っても周りの魔力で少しずつ回復する

・魔族は魔力がなくなったら死ぬ、だけど周りに魔力があればセーフ

・魔人(俺)は魔力がなくなってもなんともない

ってことかな?まぁ間違ってても別にいいか


その後いろいろ試してみたけどルーラは無理、まぁ地理がわからないしな。回復系は傷に魔力でかさぶた作るのが限界、自分の魔力を使って創造するものだからな、この辺に限界があるのはしかたないか。

だけど逆に言えば想像できて創造出来るものであれば何でもできるって事だから何が出来るかは俺次第だな、色々考えてみよう。


「大体魔法の使い心地は掴めたかな?そしたら次の説明に移るけどいいかな?」


「ああ、頼む」


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