表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/31

第16話 変わり者

「私はエルフだからねぇ。」


「?」


エルフ?どう見ても人間の老婆だが....


「はぁ、困ったわね...

 最近の若者は変装も見破れないの?

 ―キャンセル」


その言葉と共に老婆の姿は変わっていき、

そこにいたのは.....


「壮年の...エルフ!?」


「うふふ、"壮年の"は余分よ 坊や。」


エルフだ、間違いない。


ただ、イメージしていたエルフ像とは違い人間の50代くらいの見た目だ。


「私は正体を見せてあげたことだし、坊やも正体を

 見せてくれたら、お姉さん嬉しいわぁ。」


どうすればいいんだ!


まずい、何とかして誤魔化さないと...


いや、下手な嘘は逆効果か。


こうなったら....


「誰も()()なエルフだ、とは言ってませんよ。」


 ぼかすより他に道はない!


 「!....あぁ...ごめんなさい。

  混血とは知らずに...

  そうよね、それは言い出しづらいわよね。」


ふぅ、なんとか誤魔化せたか。


それにしても、混血というのは言い出しづらい...

忌避されているのか?


「いえいえ、お気になさらず。」


「そうもいかないわ、お詫びに....何か棚にないかしら?

 これがいいわね。....これを受け取って。」


何だこれ? 青白い...魔力のキューブ?


「それはテレポーター、起動すると登録した場所

 に転移出来る魔道具。ただし一度起動すると使用者

 の魔力を吸い尽くすから、それだけは気をつけて。

 危険から逃げ切れない時に使ってちょうだい。」


「ええ、ありがとうございます。」


 とは言っても、使う日が来なければいいんだが...


 取り敢えずここを登録してみるか。


.................


「またのご来店をお待ちしております。」


「ああ、また来る。」


それにしても健啖エルフか...


ギルドの食堂で珍しいものを見る目が向けられる

のは、そういうことだったのか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ