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第85話:プレゼントは特別なものをあげよう

本日はシェリルとチェリルの誕生日!

ということで前半は生誕祭を楽しんで、後半の家族での誕生日パーティーを開催中!

誕生日プレゼントはフロージやヘディンの誕生日プレゼントと同じ、アイスにしようと思い、朝から用意をしてきた。

こういうのは同じ物のほうがいいからね。

ということで、

「趣向を変えて芸術点を上げてみた。ほらお城。」

「わーカノイママすごーい!」

「カノイママお城作っちゃった!」

「ミニチュアのお城か~結構細かく作ってある!」

「これはすごいですね!城門まである!」

「ふっふっふっ。庭もあるよ。」

作り始めると凝り始めちゃっていつの間にか庭園まで作っちゃった。

「あら?カノイちゃん、これだとちょっと小さくないかしら?」

「そうだな、お誕生日の時には盛大に祝っていたはずだけど。」

「いやいやよく考えてみてよ。シェリルとチェリルはまだ2歳だよ?」

お腹壊しちゃうでしょうが!

ということでアイス自体の大きさはそこまで大きくはない。

両手で持ち上げられる程度の大きさだ。

「でもこれじゃ足りないよな?ということでこんなもの用意してみました。」

そう言ってシェリルとチェリルにお揃いのリボンを差し出す。

その中央にはそれぞれ赤色と青色の宝石が輝いている。

「リボン?」

「髪飾り?」

「そうそう。何か形に残るものがいいかなーと思ってリボンにしてみた。センターパーツに宝石が使われているから売ればちょっとしたお金にはなるしね。」

「売らないよ!」

「一生大事にする!」

「あはは!まぁ困った時にはね。いつもは大切にしてくれると嬉しいな。」

「私からもプレゼントあるよー!」

「ヘディンからもあるよー!」

皆がそれぞれシェリルとチェリルにプレゼントを渡していく。

シェリルもチェリルも受け取るたびに嬉しそうにきゃいきゃいと子供らしく喜ぶ。

可愛いね!

その姿に昔のフロージの誕生日を思い出す。

「フロージも昔はお誕生日アピールがすごかったな~。」

「む!しょうがないでしょ!お祝い嬉しいもん!」

「ふふふ!そうだね。私もお誕生日のお祝いは大好きだよ!」

祝うのも、祝われるのもね!

お祝い事はいいものだよね。

来年からはリインとグロウの誕生日も祝わなきゃな。

あ、新しく生まれた子供達の名前はリインとグロウになりました。

リボルが産んだリィンとヴァイスが産んだグロウ。

可愛い息子達が4人になりました。

来年にはもう一度私が出産予定。

5人分、しっかり稼がないとなぁ。

カノイ・マークガーフ、20歳、子供の成長と生誕を喜ぶ機会の多い冬の出来事である。

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