第241話：ありがとうと大好きを君に
「フロージ～。ヘディン～。」
「なぁに？お兄ちゃん？」
「にーちゃ、なぁに～？」
「ありがとう、大好きだ～ぎゅ～！」
「ぎゅ～！どうしたの？お兄ちゃん！フロージも大好きだよ！」
「ぎゅ～！ヘディンもにーちゃ大好き！」
「リボル～！ぎゅ～！」
「なんだなんだ！？」
「ありがとうな～大好きだ～！」
「お、おう、どうした急に？」
「ヴァイス～シュバイツ～！ぎゅ～！」
「ど、どうしました？」
「カノイ様？」
「ありがとう！大好きだ～！」
「はぁ僕もですよ？」
「ふふ、カノイ様らしいですね！」
「トム～！ぎゅ～！」
「え？何急に？」
「ありがとう！大好きだ！」
「あぁ、いつもの？OKOK。」
「グルート～！ぎゅ～！」
「……？」
「ありがと～！大好き！」
「うん……俺も好きだよ？」
「ルー！ぎゅ～！」
「なんだ？長殿。」
「ありがとうな！大好きだ！」
「そうか。」
「ロボ～！エードラム～！ぎゅ～！」
「「なんでしょう！長殿！」」
「ありがと～！大好き～！」
「「はい！我々もです！」」
「ルプス～！ルーチェ～！ぎゅ～！」
「「わ！なんでしょう長様！」」
「ありがとう！大好きだ～！」
「「ありがとうございます！ぎゅ～！」」
「クー！ぎゅ～！」
「ぎゅ～！」
「ありがとう！大好き！」
「クーもカノイ様大好きです！」
「シェリルにチェリル～！お？カロンにマロン！ぎゅ～！」
「「ママどうしたの～？」」
「「ぎゅ～！」」
「ありがとう～！大好き！」
「シェリルもママ大好き！」
「チェリルも！」
「カロンも！」
「マロンもだよ！」
「リイン！イリーシャ！シュテル！ぎゅ～！」
「へへ！なんだママ？甘えたか？」
「へ？俺も！？」
「僕もですか……。」
「大好きだ～！ありがとう～！」
「俺もママ大好きだ～！」
「お、俺も！」
「僕も好きですよ。お義母さん。」
「グロウ！ぎゅ～！」
「ママ……。」
「大好きだ！ありがとう！」
「ママ、大好き、約束、守ってね？」
「ルーナ！ヘリュック！カーロ！ぎゅ～！」
「むむ？ぎゅ～！」
「「ぎゅ～！」」
「大好き！ありがとうな～！」
「うむ！我もママが大好きだ！」
「「我々も大好きです！」」
「クルス！ジョルジュ！ナナリー！ぎゅ～！」
「どうしたの？カノイおじちゃん。」
「「カノイ様！？」」
「大好き！ありがとう！」
「えへへ～クルスも好きだよ？」
「「僕達もです！ありがとうございます！」」
「フェリス～！エリン～！デニス～！ぎゅ～！」
「なぁに？」
「「し、師匠！？」」
「ありがとな～！大好き！」
「フェリスも大好きだよ～！」
「俺も師匠には感謝してるぜ！」
「うん、俺も師匠には感謝している。」
「メリル！ソルテ！ぎゅ～！」
「「ぎゅ～！」」
「ありがとう！大好きだ！」
「いつものですね！はい！大好きです！」
「あたしも大好き！」
「ミツキ～！ぎゅ～！」
「むむ！何事！」
「ありがとう！大好き！」
「ははぁ！ありがたきお言葉！」
「ノア！レア！マナ！ウル！ぎゅ～！」
「「「「は～い！ぎゅ～！」」」」
「大好きだー！ありがとー！」
「ノアもおばあちゃん大好き！」
「レアもおばあちゃん大好きだよ！」
「あ！マナもマナも！」
「ウルもだぞ！」
「カイ！ケイ！ぎゅ～！」
「「わわわ！」」
「大好きー！ありがとうー！」
「は、はい！僕も大好きです！」
「いつもありがとうございます！」
「レオ！マオ！リノ！アル！ぎゅ～！」
「「「「ぎゅ～！ぎゅ～！」」」」
「大好きだー！ありがとなー！」
「レオも大好きだー！」
「マオもー！」
「リノもー！」
「ア、アルもー！」
「カムイ！ぎゅ。」
「きゃっきゃっ！」
「産まれてきてくれてありがとう！大好きだ！」
「あ～！う～？」
「ふふふ！」
最後に皆にお礼が言えて、大好きだって言えてよかった。
カノイ・マークガーフ、59歳、最後にマークガーフ村のその後を見届けた冬の出来事である。
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